2010年4月9日金曜日

イチゴ水耕栽培。ブクブクは、おキライ?

ココ培地で育てている大実イチゴもジャンボいちごもジャンボいちご・まんぷく2号も、どんどん花が咲くようになりました。















秋には、短日処理したり・冷温処理したり・窒素を控えたり、あの手この手で花芽をつかせようとほんとに必死でしたが、この時期になると、もうほっといても花咲きホルモンが足りてるようです。


植物を育てるのって、なんだかんだ手がかかるうちが一番かわいかったりもします。


なので今はコメの「イセヒカリ」に夢中だったりします。








少しずつですが、毎週コンスタントにイチゴが食べられるようになってきました。

部屋のなかでイチゴのあまい香りがしていると、ほんとにシアワセな気分になります。






「行者ニンニク」は、去年の秋から「アブラムシ」対策にと、イチゴと同居してもらってます。イチゴはニンニクと混植すると虫がつきにくくなるそうです。

結局、先月くらいからやっと生長しはじめました。すでにイチゴたちには悪い虫(アブラムシ)がつきはじめているので、ニンニクには早く大きくなってもらいたいものです。





ところで!!

培養液に根っこを浸してエアレーションで酸素を供給する水耕栽培システムで育てていた「ジャンボいちご」たちですが・・・とうの昔に枯らしてしまってました。
在りし日の姿、とほほ・・・です。
どんなにケアしてあげても、実がつくと根っこが真っ黒く木化してしまいベチャッと分解してしまいました。

あわてて調べてみるとイチゴの根っこは、老化すると黒く木化するんですが、空気に直接触れてる部分がないと新しく発根しないそうです。








培養液に浸かっている根っこでは、いくらエアレーションしてあげても、酸素が足りなさすぎるんだそうで。

つまりイチゴは、エアレーション式のハイドロ・システムで育ててしまうと、どんなにがんばっても根っこが黒く老化したあと新しい根っこが出てこれないので養分吸収ができなくなって、ちゃんと育たないっちゅうことです!! 


生き残っていた「あかねっ娘」をしれっと循環式のハイドロ・システムに避難させたのがひと月前。

まだまだ本調子ではないものの・・・









エアレーション式ハイドロ・システムでは見たことがなかったほど、根っこが長く白く伸びてくれました。

ひとまず循環システムで育ててる「あかねっ娘」のイチゴが食べられるまでは、気を抜かずにジッと見守ってみます。

つくづくココ培地のほうがラクなんですけど。







「栽培は、枯らして覚える」脳内マニュアルに、また新たな1ページが加わりました。

めでたし、めでたし。

2010年4月8日木曜日

発芽したら、ことごとく強い苗に

今年始めて「ヒラタあぶ」が、お目見えです。ジャメスブリタニアの花にひしっと張りついてました。ひさしぶりー!!















「ヒラタあぶ」の幼虫は、アブラムシをたっくさん食べてくれて食害しないし人を刺したりもしません。なのでこのアブは無農薬でガーデニングしたいひとの強い味方です。
プーーンとホバーリングしている蜂のフリしたハエって感じなので、すぐ分かります。














ヒラタあぶお君も出てきたことだし、そろそろ夏野菜の種を蒔きはじめて発芽する頃だと思います。お米の種もみの発芽にもコツがありますが、植物はそれぞれ発芽する温度や光のアリ・ナシなど条件が違います。


温度管理や水分管理など、かいがいしく世話をして種が発芽してくれたら、丈夫で強い苗に育ってほしいと思うのが親ごごろ。どんな植物でも、優秀な苗に育てるコツには共通していることがあります。それは土壌の中でくり広げられる生き物の循環が教えてくれるようです。

冬のあいだ、秋に枯れ落ちた草木や落ち葉を分解してジリジリと増えてきた微生物が、春になって寒さがゆるみ、雨が降るといっきに増えて土の中でひしめき合ってる状態になります。
そこに、秋に落ちた種子が発芽します。でも土の無機窒素は微生物がガシガシ食べてしまっているので、幼い苗は窒素にありつくために必死に根っこを伸ばさなきゃならなくなります。










でも土の中には微生物のおかげで、炭素やミネラル、酵素に有機窒素なんかが豊富にあるので、幼い苗はこまかな根毛をびっしりと張れるし、土奥深くまで元気に根っこをのばせます。根量の多い苗は徒長せず、抵抗力も強いのでよい苗に育ちます。

小さい苗をやさしく踏んだりなでたり低温にあてたりして適度なストレスをあたえると、植物ホルモンのエチレンを分泌するので、茎がぶっとく強くなります。

いまお米を育ててますが、噴霧器で水やりする時に、わざと強めに葉っぱに水をあてるようにしてます。








ただ、葉っぱや茎がちぎれるような致命傷ストレスは、もちろん問題外です。
タネまき・挿し木専用の培養土の成分表をみると、無機窒素がほとんど入ってないのは、そういう理由だからです。


2010年4月7日水曜日

コメさえあれば〜Grow Your own Rice!

春が来たこの季節、本屋さんに足を運ぶと、江戸時代以来の空前の園芸ブームはますます加速しているように思います。あれもトマト、これもトマト、トマトの育て方ハウツー本がこれでもかと平置きされてました。

ちょっと前まではパンジーやらチューリップやら、春の花の寄せ植え特集な本がほとんどだったのに、現在のブームは「おウチでプチ農耕ライフ」に変わりつつあるようです。なんて、すばらしい!! まずは各家庭で食糧自給率が少しでもアップしていくと楽しいですね。

ところで日本でいちばん食糧自給率の高い食材は「お米」で100%以上ともいわれてます。せっかく世界一の稲作技術を持つ国に住んでいるんだから、やっぱり「無農薬・有機栽培のお米」が食べたい!! 

「お米」は温度や日照時間さえコントロールしてしまえば、一年に何度でも収穫できるし、栽培テクニックも豊富に公開されています・・・とのことで、育ててみない手はありません。

まずは、お米の種子である「種モミ」を探しに探してやっとのことでGETしました。種モミは数キロからの販売なので、なかなか全部は蒔ききれませんがアルミホイルやミラーフィルムで包んで涼しい所に置いておけば保存も効きます。
無農薬の種モミなら、家庭用精米機があれば「つきたてのお米」はもちろん、栄養満点の米ぬかも食べられます。( おっと、モミスリ加工も必要だそうです。 )

今回、水耕栽培で初挑戦するお米は、人気急上昇中の「イセヒカリ」です。

とても強い品種なので台風にも病害虫にも負けない上,コシヒカリのようにオイシいそうです。

神聖な「伊勢神宮神田」で、平成元年にドラマチックな発見をされたレアな新品種です。









偶然にも昨年の春に、お伊勢さんにお参りすることができました。ちょうど2013年の「 伊勢神宮の遷宮 」にむけて「 宇治橋 」の架けかえ工事の真っ最中でした。











伊勢神宮の参道に、
ニギニギしくお店が建ち並ぶ
「おかげ横町」に残されていたカワいい足跡です。

お米とはぜんぜん関係ないんですが・・・












まずは種モミの発芽準備からですが、ちょっとコツがいります。種モミを発芽させるには、たっぷりと吸水させねばいけません。そのうえ種モミには、発芽をじゃまする「アブシジン酸」という植物ホルモンがあるので、これを溶かしてあげる必要もあります。昔は種モミをキレイな川にさらしっぱなしにして、吸水させながら「アブシジン酸」を流してしまえたそうです。

今日の「 イセヒカリ 」の幼苗の様子です。














日本のお米はジャポニカ種で、低温にあたると「発芽したくなる」んだそうです。10℃以上の水温だと、じゅうぶんに吸水してないうちに発芽がはじまっちゃうので、10℃以下の水温のなかで20日以上ひたしてあげると吸水もさせられるし発芽もそろうとのこと。

このイセヒカリの種モミは、ちょうど一ヶ月前の3月5日に吸水作業をはじめました。
種モミは、ばらけないように三角コーナー用ごみ取りネットに入れて、たっぷり水をはったバケツにひたしてブクブクのエアレーションを入れました。エアレーションを入れない場合は、酸欠にならないように毎日水を取りかえてあげればいいそうです。

保冷剤やら凍らせたペットボトルやらをバケツに入れて水温を低くして20日ほど吸水させました。芽がプクッとふくらんできたら、次の加温処理にうつります。

ちなみに、これでは芽を出しすぎです。
今度は30℃くらいのぬるま湯に一日ほど浸して春がキタと錯覚させます。

この時はサーモスタッドで水温を28℃くらいにして、ほぼ一日加温処理しました。


その発芽した種モミをロックウールミニに植えてから、ちょうど2週間くらいです。

やっと、このくらい新芽がのびました。

白カビが発生してバタバタとやられてしまった苗がでてきたので、ファンで風を当ててあげたらカビがおさまり、新芽と根っこが急に動きだした気がします。








ちゃんと収穫までできるのかも分からないのに,すでに「家庭用精米機」をアレコレ物色しはじめています。
捕らぬタヌキのなんとやら・・・です。

2010年4月6日火曜日

円筒分水、ご近所の文化財

わが町の有形文化財、「久地円筒分水」にある桜が満開になるのを毎年楽しみにしています。水辺にあるので気温が低いからか,ここの桜はわりと長いこと咲いてくれます。














「 円筒分水 」っていうのは人工の分水システムで、独特なデザインはまるでミステリーサークルのようでもありインドのリンガ神のようでもあります。むかし円筒分水がここにあることも知らずに偶然出くわしたので、ものすごくびっくりしました。

昔々このあたりが農村地域で、見渡すかぎりの水田だったころ、村と村の間で川から田んぼにひく水をめぐって、しょっちゅう大バトルがおこっていたそうです。その頃の多摩川沿いにあった農村の暮らしでは、盆と正月にしか白米をお腹いっぱい食べられなかったそうで、白いご飯はごちそうだったんだそうです。稲作といえばお水がなきゃ始まらないので真剣なバトルにもなるわけです。

そこでこのような独特な円形の分水システムをつくり、どの村にも同じ水量が流れるようにした・・・とのこと。まさに「平和的解決」という言葉をカタチにしたようなデザインです。
円筒分水の中心部分の底は川とつながっていて、そこに水が流れ込む仕組みになってます。

川から流れ込んだ水が中心からあふれでて、さらに外側の円から360度、同じ水量がながれでて支流へと平等に分配されてたそうです。

これは水耕栽培システムにも応用できそうだと、いつも思います。








よく晴れた日には、分水の水面に満開の桜が映って、とてもきれいです。桜が咲くと、たくさんの人たちが花見にきますが、おひとりさんやご夫婦が多く、思い思いに桜を愛でています。














円筒分水は「二ヶ領用水」という川に流れこんでます。二ヶ領用水の浄化のためにコイがいっぱい住んでいますが、最近ではナマズがグングン増えてるようでユラユラと泳いでるのをよく見かけます。














昔いちめんの水田だった二ヶ領用水沿いは、いまでは住宅地へと変わりましたが、この川沿いには、いろんな野良動物が出現します。冬にはカモがたくさん渡来するし、人通りのすくない夜に散歩すると、ハクビシンやタヌキの家族なんかとも出くわします。

2010年4月5日月曜日

グリーンゼブラの乱形果パラダイス

エアルームトマトの「 グリーンゼブラ 」です。

オシリが黄色くなったら調理用としてOK、全体が黄色っぽくなったら完熟だそうですが、HPSランプで育てているので色がさっぱりわかりません。

米国のとあるサイトで、エアルーム・トマトの種がいろいろと売られていて、見た目のオモシロさでグリーンゼブラを育ててみようと決めた、いわばジャケ買い状態でした。
グリーンゼブラ独特の色目とガラを食材として楽しむのが一般的なので、生食向きではなく、ドレッシングと和えてサラダのアクセントにしたりトマトソースにして食べるそうです。
つまり甘いトマトではないようです。





フルーツのようにチョー甘いミニトマトの「アイコ」が恋しくなってきたような気がします。アイコは、つるつると長く伸びるツル系トマト品種なので、ものすごく手に負えなくなって、ボサボサになってしまった苦い経験があります。とはいえ培養液を濃くすればするほど甘いトマトがスズナリになってくれて、ご近所さんには「あまい・ウマい」の大人気なミニトマトでした。


あいかわらずの乱形果っぷりです。
いくつのトマトがくっついてしまったのか・・・

それぞれがテニスボールくらいの大きさになってきてしまいました。

これも乱形しほうだい・・・


乱形(果)になる気マンマンの、雌しべがたくさんついてる乱形(花)たちです。

エアルームは固定種なのでF1品種とちがって自家採種できます。一番はげしい乱形果の種は、次回のために忘れずにとっておこうと思います。
冬に暖房など入れずにトマトを育てると、糖の代謝がにぶくなって栄養過多のモンスター花に育ちやすくなるそうです。




じゃあトマトは真夏のほうが、大きくて甘いトマトがスズナリに穫れるようになるのかといえば、残念ながらまったく逆です。トマトは、もともとアンデス高原原産の植物だけあって、日本の雨量の多いムシ暑い夏がものすごく苦手で、とっとと休眠してしまいます。


流通用のトマトには「秋夏トマト」と「冬春トマト」があります。7月ごろからのトマトは、糖度が下がり商品価値が低くなってしまいます。なので真夏のトマトの生産は、涼しく雨量のすくない「高冷地」と指定された地域でしかおこなわれてません。
高冷地でない地域でも、趣味の家庭菜園なら真夏になったって庭やベランダでトマトはつくれますが、気温が30℃以上あると休眠してしまうので、思ったより花が咲いてくれません。


「冬春トマト」は、その反対に冬から春にかけて「ビニールハウス」など施設栽培されているトマトです。このグリーンゼブラも「冬春トマト」ってことになります。冬の方が寒くて空気が乾燥しているので病気も出にくいし、EC値を高くできるので糖度が高いトマトがつくりやすいと言われてます。

そういうわけでトマトにかぎらず、夏野菜やハーブなどの室内栽培は7月〜9月上旬をはずしたほうが病害虫のトラブルも少ないし生長も早いので経済的だし管理もラクだと思います。


2010年4月2日金曜日

ホワイトハウスのオーガニック菜園

昨日、こんな記事を見つけました。


〜 ミシェル・オバマ大統領夫人の要望で、現在ホワイトハウスにあるオーガニック菜園を春の作付けにむけて、さらに500平方フィート(約50㎡)ほど、拡張することになりました。

2010年、豪雪に見舞われたにもかかわらず、ホワイトハウスのオーガニック菜園の作物はとても生育がよく、3月上旬まで収穫がつづきました。

「この菜園では、レタスにホウレンソウ、カブ、ニンジン、サラダ菜などのコンスタントな収穫が楽しめました。そもそもこの菜園をはじめたきっかけは、シーズンを通して収穫を楽しめる菜園が、ワシントンD.C.でも実現できるっていうデモンストレーションを兼ねていたんです。」と、ホワイトハウスのシェフ、サム・カスさんは言います。 

〜 省略 〜



ホワイトハウスのあるワシントンD.C.は、日本だとちょうど宮城県の仙台市と同じくらいの緯度です。あ〜冬は寒そうだな、畑は大変だ。と思いました。

シェフのサム・カスさんは、厳しい冬対策にHoop House、日本でいうビニールハウスを建てて野菜たちを育てたそうです。Hoop Houseのなかで野菜たちは、思いのほかスクスクと順調に育ち、厳冬のなかでもトータルで22Kgほどの収穫高が実現したので、うれしいやらびっくりやらだったそうです。それでも夏の間の収穫量には及ばないそうですが,寒さにあたった野菜は甘みがまして、おいしくなりそうですね。

去年の春、オバマ大頭領婦人は「ローカルフード=地産地消」の大切さと、安全な食材への関心を高めてもらいたいと、ホワイトハウスに1100立方フィート(約100㎡)のオーガニック菜園をつくっちゃったそうです。この菜園では、ホワイトハウスの厨房からのリクエストされた野菜をだいたい55種類、オーガニック種子から実生で育てているそうです。



もともとアメリカでは、健康や食の安全にたいして関心が高く、「有機農法」で育てられた野菜や果物はもちろんとても人気があります。日本でもオーガニックブームなのは同じですが、アメリカで化学肥料の多施肥が起こした災難は、日本よりも遥かに深刻な事態だったようです。

18世紀から「無機肥料=化学肥料」が急激に使われるようになり、そのころのアメリカ南部ではコットン栽培がさかんでメインの稼ぎ頭でしたが、化学肥料の過剰施肥のせいで土壌がどんどん酸化し、連作障害を起こし収量がどんどん減ってしまっていたそうです。

それを救ったのが皮肉なことに、アフリカから奴隷として連れてこられた先祖をもつ黒人の「ジョージ・ワシントン・カーヴァー農業博士」だったそうです。

カーヴァー博士は、肥料食いのコットン栽培から、当時見向きもされなかったピーナッツやサツマイモの栽培を提案してアラバマの農業を救いました。ピーナッツにいたっては、はじめは家畜のエサにしか利用されていませんでしたが、今では日本にさえピーナッツバターがあるくらいです。これはカーヴァー博士のおかげだったんです。

博士は子どもの頃から植物と会話したり、近所の人から萎れてしまいそうな植物をあずかっては元気にしてあげる才能があったそうです。

カーヴァー博士の偉大な貢献で、いったんは化学肥料の入れ過ぎをなくして有機肥料をつかい土壌を健全に保つ農法が広がりましたが、第二次世界大戦後には、ふたたび収量と効率を重視した化学肥料の過剰施肥と農薬の過剰散布が当たり前となり、このときは飲料水に硝酸窒素が大量に流れ込んだり、作物の残留窒素がハンパなく過剰になり、赤ちゃんや家畜の亜硝酸窒素による突然死や、硝酸窒素が揮発してサイレージが爆発しちゃったりもしました。なにより畑の収量はどんどん減少してひどいことになったそうです。有機農法の大切さを訴える学者さんもいらっしゃいましたが、化学肥料や農薬メーカーの圧力で「うそつき」のレッテルを貼られつづけてしまったそうです。


そんなこんなで今日では、当たり前のように有機農法は高い評価を得ていますし、完全な有機農法ではなくても、化学肥料にしろ有機肥料にしろ、やみくもに土壌にぶち込めばいいものではない、農薬を使いすぎると害虫に効かなくなってくる、ということが常識になりつつあります。
日本の昔ながらの民間有機農法は、ものすごくレベルが高く世界中で起きている土壌汚染問題も解決できてしまうかもしれないので、これからドンドン世界に向けて発信されていくといいなぁと思っています。



2010年4月1日木曜日

もう4月です。

今日から4月です、久しぶりに春らしいあたたかさになりました。
開き悩んでいた桜の花も,今日で一気に咲きすすみそうです。桜の木に囲まれた公園では園児たちがお花見をしてました。

木イチゴの花が、次々に咲いてます。去年は咲くにまかせていて、あんまり結実しなかったので毎朝ユビでナデナデして受粉させてます。
木イチゴは、たしか一年に一度しか咲かなかったと思います。バラ科なので、けっこうタフです。

そのへんの道ばたを気をつけて見ていると、野良木イチゴがチラホラ自生していて、この時期は、この花が咲くので、とっても見つけやすいです。

小さなトゲがいっぱいあるので、わしづかみにすると後悔します。






先月までは,グロウルームで箱入りムスメだった
エアルームトマトの「タイニー・ティム」です。

グロウスペースの都合で、いまはベランダにお引っ越しです。この時期の赤い実がめずらしいのか、さっそく小鳥に食べられてしまいました。

どうりで毎朝チキチキ騒がしいと思ってました・・・





スイートイエローバイオレットというスミレです。
とっても香りがよくて、砂糖漬けにしてスイーツの飾り付けにも使われるそうです。

地植えして4年ほど、やっとコンスタントに毎年咲いてくれるようになりました。









バラの鉢のヘアリーベッチです。
もうどっちが本命か分からないほど、ヘアリーベッチが大繁殖です。このままで本当にバラによいのかどうか・・・なにごとも経験ですから5月くらいまでは、このままで様子を見ます。










バラの無農薬栽培の最大の敵は、チュウレンジバチです。ニームも効かない・木酢液も効きません。農薬を使いたくないなら、発生したらユビで取るしかありません。
こいつさえ発生しなければ、無農薬栽培でも花がいっぱい咲くのにと毎年思います。