秋には、短日処理したり・冷温処理したり・窒素を控えたり、あの手この手で花芽をつかせようとほんとに必死でしたが、この時期になると、もうほっといても花咲きホルモンが足りてるようです。
植物を育てるのって、なんだかんだ手がかかるうちが一番かわいかったりもします。
なので今はコメの「イセヒカリ」に夢中だったりします。
少しずつですが、毎週コンスタントにイチゴが食べられるようになってきました。
部屋のなかでイチゴのあまい香りがしていると、ほんとにシアワセな気分になります。
「行者ニンニク」は、去年の秋から「アブラムシ」対策にと、イチゴと同居してもらってます。イチゴはニンニクと混植すると虫がつきにくくなるそうです。
結局、先月くらいからやっと生長しはじめました。すでにイチゴたちには悪い虫(アブラムシ)がつきはじめているので、ニンニクには早く大きくなってもらいたいものです。
ところで!!
培養液に根っこを浸してエアレーションで酸素を供給する水耕栽培システムで育てていた「ジャンボいちご」たちですが・・・とうの昔に枯らしてしまってました。
在りし日の姿、とほほ・・・です。
どんなにケアしてあげても、実がつくと根っこが真っ黒く木化してしまいベチャッと分解してしまいました。
あわてて調べてみるとイチゴの根っこは、老化すると黒く木化するんですが、空気に直接触れてる部分がないと新しく発根しないそうです。
培養液に浸かっている根っこでは、いくらエアレーションしてあげても、酸素が足りなさすぎるんだそうで。
つまりイチゴは、エアレーション式のハイドロ・システムで育ててしまうと、どんなにがんばっても根っこが黒く老化したあと新しい根っこが出てこれないので養分吸収ができなくなって、ちゃんと育たないっちゅうことです!!
生き残っていた「あかねっ娘」をしれっと循環式のハイドロ・システムに避難させたのがひと月前。
まだまだ本調子ではないものの・・・
エアレーション式ハイドロ・システムでは見たことがなかったほど、根っこが長く白く伸びてくれました。
ひとまず循環システムで育ててる「あかねっ娘」のイチゴが食べられるまでは、気を抜かずにジッと見守ってみます。
つくづくココ培地のほうがラクなんですけど。
「栽培は、枯らして覚える」脳内マニュアルに、また新たな1ページが加わりました。
めでたし、めでたし。