日中、あまりに気温が上がりすぎるからでしょうか?
「ここは日本か?」と思うほどのスコールが突風とともにやってきます。これも温暖化の影響なんでしょうか・・・
今日は、暑い時にこそ目にしみる「凉」を感じてもらえたら・・・的な、ナチュラルな景色をピックアップしてみました。
清流のうえに架けられた橋で、自然にできた盆景を見つけました。
やっぱり自然は、イチバンの師匠なのかもしれまっせん・・・
2011年7月6日水曜日
2011年7月4日月曜日
バラのパトロール隊長!
今朝も大きなシャクトリムシを見つけて、草むらに強制退去してもらいました。茶色く枯れた枝のフリをしていましたが、もうだまされません!
バラの葉っぱは、もう穴だらけです。が、バラの芽を整理していたら、ブ〜ン・・・と羽音がしました。
アシナガバチです。このコのガラから見るに、どうやらフタモンアシナガバチという種類みたいです。すぐ近くで私がバラの手入れをしていても、おかまいなしでバラの葉のウラを丹念に見てまわっていきます。目的は「オオシロ・オビクロハバチ」の幼虫です。
幼虫を見つけては素早くガシッとつかみ、
幼虫のアタマを噛みちぎっては
ペッッッと吐き出して・・・
両手・両足で小器用にクルクルとダンゴにして、
ブ〜ンと飛び立っていきます。
ホントにありがたい蜂です。
フタモンアシナガバチは、一応スズメバチの仲間です。ちなみに、刺すのはメスだけで、オスは刺さないそうです。
このコはメスだったみたいですが、それでも執拗に攻撃したり驚かしたり、巣を攻撃しないかぎり、いきなり刺すことはありえませんし、むしろ遠隔攻撃で毒毛を飛ばしてきやがるケムシの方が怖いです。
この蜂も、まるで見物するかのように、もの珍しそうに私の顔のまわりを飛びまわっていました。気がすんだら自分の仕事に大人しく戻っていく、いいヤツです。バラの無農薬栽培には、心強い助っ人登場でした。
バラの葉っぱは、もう穴だらけです。が、バラの芽を整理していたら、ブ〜ン・・・と羽音がしました。
アシナガバチです。このコのガラから見るに、どうやらフタモンアシナガバチという種類みたいです。すぐ近くで私がバラの手入れをしていても、おかまいなしでバラの葉のウラを丹念に見てまわっていきます。目的は「オオシロ・オビクロハバチ」の幼虫です。
幼虫を見つけては素早くガシッとつかみ、
幼虫のアタマを噛みちぎっては
ペッッッと吐き出して・・・
両手・両足で小器用にクルクルとダンゴにして、
ブ〜ンと飛び立っていきます。
ホントにありがたい蜂です。
フタモンアシナガバチは、一応スズメバチの仲間です。ちなみに、刺すのはメスだけで、オスは刺さないそうです。
このコはメスだったみたいですが、それでも執拗に攻撃したり驚かしたり、巣を攻撃しないかぎり、いきなり刺すことはありえませんし、むしろ遠隔攻撃で毒毛を飛ばしてきやがるケムシの方が怖いです。
この蜂も、まるで見物するかのように、もの珍しそうに私の顔のまわりを飛びまわっていました。気がすんだら自分の仕事に大人しく戻っていく、いいヤツです。バラの無農薬栽培には、心強い助っ人登場でした。
2011年7月1日金曜日
2011年、折り返しました!
さて、今日から7月です。早く梅雨が明けないかな? と思いつつあまりに暑すぎる日がつづいたとき、夕立がくると一気に気温が涼しくなったりして、今日も雨降るといいな、と思います。
ホワイトセージがグングン絶好調です。
デカク育てば育つほど、香りも強くなるようです。
いつもなら、張り切って乾燥させて燃やしても、焦げ臭いだけで香りがテンデしなかったのですが、今年はソコソコのスマッジが作れそうで楽しみです。
返り咲きタイプのバラたちが
ツボミを付け始めました。
ピエールドロンサールのツボミに
ミゴトな風穴をあけやがった犯人は・・・
こいつです。シャクトリムシでした。シャクトリムシは、じつは「ホソオビアシブトクチバ」という蛾の幼虫です。葉っぱにあいたデッカイ穴もコヤツの仕業です。
ちょっと前に「黒星病」対策にと、苦土石灰を葉っぱにまぶしましたが、コイツらには石灰ごとき関係ないみたいです。一応黒星病は止まったんですが、一難去って、また一難です。
こういう食害する幼虫なんかは、薬剤かければイッパツで退治できるんですが、頑固なタチなので、何がなんでも無農薬でがんばります。最近では、バラに顔を近づけるだけで、気配で虫の居場所が分かるようになりました。
そして、なんとなく視線を感じて、その発信源を突き止めると・・・
チビかまきりが、こちらを凝視。
そして、クダモノトケイソウだけは、
この連日のうだるような夏日のなか、ご機嫌な様子です。
やっとひとつ、ツボミがつきました。
クダモノトケイソウの花は、開いた直後に雨に当たると受粉できないそうです。
それにしても、このツボミはアリンコに取って、逆らいがたい魅力があるようです。
いつだってアリンコ番人がこのツボミを見張っています。
ホワイトセージがグングン絶好調です。
デカク育てば育つほど、香りも強くなるようです。
いつもなら、張り切って乾燥させて燃やしても、焦げ臭いだけで香りがテンデしなかったのですが、今年はソコソコのスマッジが作れそうで楽しみです。
返り咲きタイプのバラたちが
ツボミを付け始めました。
ピエールドロンサールのツボミに
ミゴトな風穴をあけやがった犯人は・・・
こいつです。シャクトリムシでした。シャクトリムシは、じつは「ホソオビアシブトクチバ」という蛾の幼虫です。葉っぱにあいたデッカイ穴もコヤツの仕業です。
ちょっと前に「黒星病」対策にと、苦土石灰を葉っぱにまぶしましたが、コイツらには石灰ごとき関係ないみたいです。一応黒星病は止まったんですが、一難去って、また一難です。
こういう食害する幼虫なんかは、薬剤かければイッパツで退治できるんですが、頑固なタチなので、何がなんでも無農薬でがんばります。最近では、バラに顔を近づけるだけで、気配で虫の居場所が分かるようになりました。
そして、なんとなく視線を感じて、その発信源を突き止めると・・・
チビかまきりが、こちらを凝視。
そして、クダモノトケイソウだけは、
この連日のうだるような夏日のなか、ご機嫌な様子です。
やっとひとつ、ツボミがつきました。
クダモノトケイソウの花は、開いた直後に雨に当たると受粉できないそうです。
それにしても、このツボミはアリンコに取って、逆らいがたい魅力があるようです。
いつだってアリンコ番人がこのツボミを見張っています。
2011年6月28日火曜日
収穫! ポッティングソイル培土のTomaotes
さて、ムシ暑い夏日が続きます。それにつられて湿度も水温もグングン上がってくる頃なので、根っこが酸欠になりやすい頃となりました。ツタない経験から思うに、酸欠になるとチッ素がうまく消化できなくてウドンコなどカビにやられやすくなるようです。
培養液を水温20℃以下にしてから水やりしてあげると、根っこに酸素がふえて微量要素も吸えてチッ素の同化が進むので、カビなどの病気にも強くなります。(でも15℃以下の冷水だと、逆に根が傷んで病気がでやすくなります。)
培養液中の理想的な溶存酸素量だの、計算方法だの、ウラワザだのについては、いつぞや書いたこちらでどうぞ!
http://desktopfarmer.blogspot.com/2010/05/blog-post_31.html
ポッティングソイル培土栽培のミニトマトの「千果」たちです。
ソイル用のミネラル(化学)肥料「CANNA TERRA」と、有機肥料「BIO CANNA」の2種類で育てくらべています。
それぞれのトマトの第一果が、同時に赤くなってくれたので、さっそく食べてみました。
ソイル用のミネラル肥料「CANNA TERRA」をあげてるトマトです。
さすが過不足なくシャープに効くミネラル肥料!
花は、ホルモン剤なしでも結実して、実も玉がそろって均一に肥大しています。
トマトのガクが反り返り、長く先がとがってピンと立っています。これはカルシウムとカリウムがしっかり効いてる様子だそうです。
赤く熟してるトマトのガクは、長くとがって根元が太くなってます。ガクの根元が太いのは、リン酸が効いて光合成がさかんになるので肥料のチッ素がしっかり同化される様子だそうで、こんなトマトは大きくオイシくなるんだそうです。
皮はすこし固かったものの、トマトらしい風味と濃い甘さを強く感じました。無機肥料独特のエグ味はまったくなくて、おやつがわりにいくつでもイケそうなオイシさでした。養液栽培でこんなにオイシくなるのは感動です!!!
こっちはソイル用有機肥料「BIO CANNA」をあげてる「千果」です。
このトマトたちのガクも、長く先がとがってピンと立ってます。有機肥料でもチッ素・リン酸・カリウム・カルシウムそれぞれがキチンと効いてくれています。
Terraの実とくらべると、すこし不ぞろいです。そのかわり、ミネラル肥料よりも、ひとつひとつの実がひとまわりデカく玉のびしました。
そして、なんといってもこの甘さは感動でした。
まるでハチミツのようなネットリした甘さです。
この味の濃さは、糖度だけでなくウマミを感じさせるアミノ酸がしっかりのってるんだと思います。
これは発酵原料がベースの有機肥料でなければ、出せない味だと思いました。
ということで、ソイル専用の無機肥料と有機肥料、どちらも思いのほかカンタンにオイシく育ちます。ピートがベース素材のポッティングソイルは、ものすごい吸水力があるので、乾きが遅く水やり回数も使う肥料の量も少なくてすみます。
ところでハナシは全く変わりますが、すでに花が咲いてる親株から取った挿し木の苗は、すでに体内にフロリゲンを持っているので、発根して植えてからすぐに花芽がついて短期間で実が収穫できるのがナイスだと思いました。
培養液を水温20℃以下にしてから水やりしてあげると、根っこに酸素がふえて微量要素も吸えてチッ素の同化が進むので、カビなどの病気にも強くなります。(でも15℃以下の冷水だと、逆に根が傷んで病気がでやすくなります。)
培養液中の理想的な溶存酸素量だの、計算方法だの、ウラワザだのについては、いつぞや書いたこちらでどうぞ!
http://desktopfarmer.blogspot.com/2010/05/blog-post_31.html
ポッティングソイル培土栽培のミニトマトの「千果」たちです。
ソイル用のミネラル(化学)肥料「CANNA TERRA」と、有機肥料「BIO CANNA」の2種類で育てくらべています。
それぞれのトマトの第一果が、同時に赤くなってくれたので、さっそく食べてみました。
ソイル用のミネラル肥料「CANNA TERRA」をあげてるトマトです。
さすが過不足なくシャープに効くミネラル肥料!
花は、ホルモン剤なしでも結実して、実も玉がそろって均一に肥大しています。
トマトのガクが反り返り、長く先がとがってピンと立っています。これはカルシウムとカリウムがしっかり効いてる様子だそうです。
赤く熟してるトマトのガクは、長くとがって根元が太くなってます。ガクの根元が太いのは、リン酸が効いて光合成がさかんになるので肥料のチッ素がしっかり同化される様子だそうで、こんなトマトは大きくオイシくなるんだそうです。
皮はすこし固かったものの、トマトらしい風味と濃い甘さを強く感じました。無機肥料独特のエグ味はまったくなくて、おやつがわりにいくつでもイケそうなオイシさでした。養液栽培でこんなにオイシくなるのは感動です!!!
こっちはソイル用有機肥料「BIO CANNA」をあげてる「千果」です。
このトマトたちのガクも、長く先がとがってピンと立ってます。有機肥料でもチッ素・リン酸・カリウム・カルシウムそれぞれがキチンと効いてくれています。
Terraの実とくらべると、すこし不ぞろいです。そのかわり、ミネラル肥料よりも、ひとつひとつの実がひとまわりデカく玉のびしました。
そして、なんといってもこの甘さは感動でした。
まるでハチミツのようなネットリした甘さです。
この味の濃さは、糖度だけでなくウマミを感じさせるアミノ酸がしっかりのってるんだと思います。
これは発酵原料がベースの有機肥料でなければ、出せない味だと思いました。
ということで、ソイル専用の無機肥料と有機肥料、どちらも思いのほかカンタンにオイシく育ちます。ピートがベース素材のポッティングソイルは、ものすごい吸水力があるので、乾きが遅く水やり回数も使う肥料の量も少なくてすみます。
ところでハナシは全く変わりますが、すでに花が咲いてる親株から取った挿し木の苗は、すでに体内にフロリゲンを持っているので、発根して植えてからすぐに花芽がついて短期間で実が収穫できるのがナイスだと思いました。
2011年6月24日金曜日
太陽光発電が進化してます。
やっと太陽がでた! 洗濯物が干せる〜とおもったら、嵐のような強風のせいで、またしても部屋干しな日がつづきます。しかも暑いです。こんなに暑いと「太陽の熱をエネルギーに利用しない手はないよな〜」と思います。
UFOの基地出現か??? って感じですが、スペイン南西部のセビリアに建設された「Gemasolar」という太陽光発電システムだそうです。
総面積は1.85平方キロメートル(185ha)、太陽の熱を受けとるミラー2650個が、こんな幾何学的な形に設置されていて、19.9メガワット(/毎時?)の発電ができるそうで、アンダルシア地方の25,000世帯の電気量をまかなえるそうです。ちなみに、バックリ計算で現在67万世帯をかかえる川崎市だと、Gemasolarを30個(=55.5平方キロメートル)もつくれば一般家庭の電気量はまかなえそうです・・・が、いったいどこにそんなスペースが。
この太陽光発電プラントのすごいところは、太陽がでてない時でも発電ができるってことらしいです。その秘密は、タンク内のMSESという物質が900℃ほどまでアツアツになったら、その状態が15時間もキープできるんで、夜間もその熱で水蒸気を起こしてタービンをまわせるから・・・だそうで。このMSESは「60%硝酸カリウムと40%硝酸ナトリウム」でできてるので、環境にも負荷が少ないから安心・安全ってことも「売り」だそうです。
早く日本にもこんな発電システムができるといいなとも思いますが、いろいろいろいろ難解な問題もあるかと思いますので、ひとまずは太陽エネルギーを利用して光るこんなオサレなランプが欲しいです。
ランプに息を吹き込むと、「藻類」がCO2と光で光合成を始めて、そのエネルギーでランプが点灯するという仕組みだそうです。
http://www.miket.co.uk/
UFOの基地出現か??? って感じですが、スペイン南西部のセビリアに建設された「Gemasolar」という太陽光発電システムだそうです。
総面積は1.85平方キロメートル(185ha)、太陽の熱を受けとるミラー2650個が、こんな幾何学的な形に設置されていて、19.9メガワット(/毎時?)の発電ができるそうで、アンダルシア地方の25,000世帯の電気量をまかなえるそうです。ちなみに、バックリ計算で現在67万世帯をかかえる川崎市だと、Gemasolarを30個(=55.5平方キロメートル)もつくれば一般家庭の電気量はまかなえそうです・・・が、いったいどこにそんなスペースが。
この太陽光発電プラントのすごいところは、太陽がでてない時でも発電ができるってことらしいです。その秘密は、タンク内のMSESという物質が900℃ほどまでアツアツになったら、その状態が15時間もキープできるんで、夜間もその熱で水蒸気を起こしてタービンをまわせるから・・・だそうで。このMSESは「60%硝酸カリウムと40%硝酸ナトリウム」でできてるので、環境にも負荷が少ないから安心・安全ってことも「売り」だそうです。
早く日本にもこんな発電システムができるといいなとも思いますが、いろいろいろいろ難解な問題もあるかと思いますので、ひとまずは太陽エネルギーを利用して光るこんなオサレなランプが欲しいです。
ランプに息を吹き込むと、「藻類」がCO2と光で光合成を始めて、そのエネルギーでランプが点灯するという仕組みだそうです。
http://www.miket.co.uk/
2011年6月22日水曜日
もう一息! ホップのグリーン・カーテン
今日は1年でイチバン日が長い「夏至」ですね。
関東では、昨日から一気に30℃を超えて夏日となりまして、私の仕事場では「灼熱!!!西日攻撃」がいよいよ深刻な問題となりつつあります。
西側の窓のグリーンカーテン用に植えた「ホップ」も、がんばって伸びてくれてるんですが、完全に西日をさえぎるには、まだ丈がたりてません。
それどころか・・・
ホップに花芽がついてしまいました!
ホップという植物は、日が短くなる短日条件でフロリゲンがつくられ花芽がつくはずです。
花が咲き始めたのは、「CHINOOK/シヌーク・チヌーク」という品種だけで、もうひとつの「CENTENNIAL/センテニアル」という品種の方は、花芽がつく気配すらまだありません。
ホップの正式名称は「西洋唐花草=(Humulus Lupulus L.)」といって、ホップの花の樹脂には「α酸、β酸、タンニン、精油」などを含んでいて、ホップ花の樹脂がビールのスッキリした苦みとフレーバーを醸しだすそうです。
まだ6月だというのに花芽をつけた気の早い「CHINOOK HOP」は、苦みのモトとなる成分を多く生合成するので、ビールの苦みづけに使われる「ビタリング」タイプのホップです。ちなみに「CHINOOK」とは、北米の先住民族のチヌーク族、またはフェーン風という意味だそうです。私はテッキリCHINA・・・中国原産のホップなのか勘違いしてましたが、アジアとは関係なさそうです。
一方の「CENTENNIAL HOP」の花には、グレープフルーツのような柑橘系のスッキリした香りが強い精油成分を含むので、ビールを香りづけする「フィニッシング」によく使われる「アロマホップ」に分類されているようです。
さて、早咲きのホップの花ですが、
「とりあえず、伸びるほうに集中してほしいな」とも思いますが、それは人間の勝手な都合ですね。
関東では、昨日から一気に30℃を超えて夏日となりまして、私の仕事場では「灼熱!!!西日攻撃」がいよいよ深刻な問題となりつつあります。
西側の窓のグリーンカーテン用に植えた「ホップ」も、がんばって伸びてくれてるんですが、完全に西日をさえぎるには、まだ丈がたりてません。
それどころか・・・
ホップに花芽がついてしまいました!
ホップという植物は、日が短くなる短日条件でフロリゲンがつくられ花芽がつくはずです。
花が咲き始めたのは、「CHINOOK/シヌーク・チヌーク」という品種だけで、もうひとつの「CENTENNIAL/センテニアル」という品種の方は、花芽がつく気配すらまだありません。
ホップの正式名称は「西洋唐花草=(Humulus Lupulus L.)」といって、ホップの花の樹脂には「α酸、β酸、タンニン、精油」などを含んでいて、ホップ花の樹脂がビールのスッキリした苦みとフレーバーを醸しだすそうです。
まだ6月だというのに花芽をつけた気の早い「CHINOOK HOP」は、苦みのモトとなる成分を多く生合成するので、ビールの苦みづけに使われる「ビタリング」タイプのホップです。ちなみに「CHINOOK」とは、北米の先住民族のチヌーク族、またはフェーン風という意味だそうです。私はテッキリCHINA・・・中国原産のホップなのか勘違いしてましたが、アジアとは関係なさそうです。
一方の「CENTENNIAL HOP」の花には、グレープフルーツのような柑橘系のスッキリした香りが強い精油成分を含むので、ビールを香りづけする「フィニッシング」によく使われる「アロマホップ」に分類されているようです。
さて、早咲きのホップの花ですが、
「とりあえず、伸びるほうに集中してほしいな」とも思いますが、それは人間の勝手な都合ですね。
2011年6月20日月曜日
あやかりたい、トマトたちの生命力
ここ数年で、春から夏にかけて、おウチでトマトを育てる方がさらにドンドンふえてきてるようです。
トマトをおウチで育てる魅力といえば、まず「穫れたての完熟トマトが味わえる!」ことかなと思いますが、トマトのホビーガーデニングがここまで定着できたのは、なんといっても「トマト自体が生命力がつよくて、育てやすい」ことも大きいと思います。
今年の春に、F1品種ミニトマト「千果」の挿し木をついうっかり、地面に植えてみました。
「枯れてもいいかな」くらいの気持ちで植えつけてしまいましたが、現在はもうこんなことになっています。
花も咲いて、実が房なりになってます。
トマトは根っこが強いので、地面に植えても根っこが勝手にたくましく張ってドンドン花も咲くようです。
「じゃあ、カワいいトマトたちのためにワザワザ肥料だの培養土だのプランターだの買いそろえた意味はなっだったんだ!!!」
とも思いますが、トマトは毎年同じ場所で育てられない「連作障害」を起こしやすい植物なので、栽培スペースが広くないのなら、やっぱしプランター栽培のほうが毎年安定した収穫を楽しめます。
つづいて、半ゲリラ栽培的なトマトの様子です。
ウラの空き地スペースに落ちた実から見事発芽しまくったトマトを見つけました。
ミニトマトの「千果」をポイッと投げておいたら、ワサワサと発芽してきています。
トマトのフタバは特徴があるので、種から実生で育てたことのあるヒトなら、すぐにわかると思います。
悲しいかな、このトマトたちは「千果」のF2品種ということになるので、実つき、味、ともにミゴトに親とは正反対となると思います。一代交配のF1品種は両親のイイトコ取りですが、そのコドモのF2品種は劣性遺伝子が強くでるので、このようなことになります。
植物の品種とは? については、過去こちらでちょこっと触れました。
http://desktopfarmer.blogspot.com/2010/04/2.html
もっと詳しく知りたいヒトは、このブログでも何度かご紹介している「野口種苗」さんのサイトを是非見てください。ヤサイの品種の問題は、私たちの生活にとてもとても大きく密着している問題があったりします。
それでも、これを毎年繁殖させて、F1品種の特徴がよくでた苗だけをピックアップして、その実の種だけを蒔いて、F4、F5、F6・・・と根気よく育てていけば、めでたく「固定種」となることもあるそうです。いったん「固定種」になっちまえば、まいた種がゼンブ親ソ・ツ・ク・リに育つので、自家採種もできるし新しく種を買う必要もなくなります。
ただ、手間も時間もスペースもたっっっくさんいるので、「よし! やってみよう!!!」という気には、なかなかなれないのが悲しいところです。
今回はフタバがきれいに展開しています。これもF2ってことになります。
ミニトマトの「千果」があまりにもオイシいので、ついつい大玉タイプの「桃太郎ヨーク」の収穫を怠った結果です。
トマトをおウチで育てる魅力といえば、まず「穫れたての完熟トマトが味わえる!」ことかなと思いますが、トマトのホビーガーデニングがここまで定着できたのは、なんといっても「トマト自体が生命力がつよくて、育てやすい」ことも大きいと思います。
今年の春に、F1品種ミニトマト「千果」の挿し木をついうっかり、地面に植えてみました。
「枯れてもいいかな」くらいの気持ちで植えつけてしまいましたが、現在はもうこんなことになっています。
花も咲いて、実が房なりになってます。
トマトは根っこが強いので、地面に植えても根っこが勝手にたくましく張ってドンドン花も咲くようです。
「じゃあ、カワいいトマトたちのためにワザワザ肥料だの培養土だのプランターだの買いそろえた意味はなっだったんだ!!!」
とも思いますが、トマトは毎年同じ場所で育てられない「連作障害」を起こしやすい植物なので、栽培スペースが広くないのなら、やっぱしプランター栽培のほうが毎年安定した収穫を楽しめます。
つづいて、半ゲリラ栽培的なトマトの様子です。
ウラの空き地スペースに落ちた実から見事発芽しまくったトマトを見つけました。
ミニトマトの「千果」をポイッと投げておいたら、ワサワサと発芽してきています。
トマトのフタバは特徴があるので、種から実生で育てたことのあるヒトなら、すぐにわかると思います。
悲しいかな、このトマトたちは「千果」のF2品種ということになるので、実つき、味、ともにミゴトに親とは正反対となると思います。一代交配のF1品種は両親のイイトコ取りですが、そのコドモのF2品種は劣性遺伝子が強くでるので、このようなことになります。
植物の品種とは? については、過去こちらでちょこっと触れました。
http://desktopfarmer.blogspot.com/2010/04/2.html
もっと詳しく知りたいヒトは、このブログでも何度かご紹介している「野口種苗」さんのサイトを是非見てください。ヤサイの品種の問題は、私たちの生活にとてもとても大きく密着している問題があったりします。
それでも、これを毎年繁殖させて、F1品種の特徴がよくでた苗だけをピックアップして、その実の種だけを蒔いて、F4、F5、F6・・・と根気よく育てていけば、めでたく「固定種」となることもあるそうです。いったん「固定種」になっちまえば、まいた種がゼンブ親ソ・ツ・ク・リに育つので、自家採種もできるし新しく種を買う必要もなくなります。
ただ、手間も時間もスペースもたっっっくさんいるので、「よし! やってみよう!!!」という気には、なかなかなれないのが悲しいところです。
そしてコリもせずに、また桃太郎ヨークから「Crazy Tomatoe」を育ててしまいました。
今回はフタバがきれいに展開しています。これもF2ってことになります。
ミニトマトの「千果」があまりにもオイシいので、ついつい大玉タイプの「桃太郎ヨーク」の収穫を怠った結果です。
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