2013年7月24日水曜日

アウトドア栽培のトマトとグリーンカーテンたち

今週は、連日夕立に見舞われそうです。雷が鳴りはじめると「だああああーーーっ! 洗濯物、外に出してきちゃったあぁぁぁ!!! 」という奥樣方の叫び声、はたまたアキラメのため息が、そこかしこで聞こえてきます。

一方で、夕方に雨がふってくれれば「水やりの手間がはぶけてラッキー! 」という声もあるわけです。それに、露地栽培の植物たちにとって曇っている日は絶好の葉面スプレー日和です。

ところで、室内栽培から屋外にお引っ越ししたミニトマトの「千果」たちは、アウトドアライフを大満喫してます。






植物の機嫌がよいかどうかは、「花」をみれば分かりますよね?
「 肥料バランスも水も空気も太陽もバッチリOK! 不満はございませんっ!!! 」というコンディションの良い植物は花をたくさん咲かせます・・・室内グロウルームから移動させて2週間。花が次々に咲き、やっと本来の調子がもどりました。
























ウンザリするほどに水やりが忙しくなる夏場ですが、いちいち水やりに行くのが大変なので、イリゲーション・システムを設置してもらいました。トマトたちから3メートルほど上にある窓に置いたリザーバータンクにドリップホースをつけて培養液を落として、トマトの根元には塩ビパイプに空けた穴からシューシューと培養液がドリップされます。














リザーバータンクを高い位置にセットできるので、落下するさい水圧がつき、電動ポンプなどを使わなくても給水できるし、5株のトマトたちの水やりが、ほんの数分で完了できます。なにより、水圧で空気もいっしょに入るのでトマトたちの調子がよくなりました。あっちからこっちから、どしどし出てくる「わき芽」を欠くのが大変です。

高低差がない場合や、毎日決まった時間にオートマチックに給水させたい場合は、24時間タイマーで定時に作動させる循環ポンプをリザーバータンク内にセットして培養液を給水させるのが一般的です。




さて、こちらは同じく室内ココ培地栽培していた「千果」たちです。ポットをすこし地面にうめているのは、バタバタと倒れてしまわないための固定です。それ以外に特に理由はありません。このコたちにもイリゲーションシステムを設置する予定です。














布製のポットなので、水やりすれば鉢底からよぶんな培養液が地面にしみ込んでいきます。いちいち排液を捨てなくてもいいのが露地栽培のなんともよいところです。














ところで、布製ポットをじかに地面に置いたり地中に埋めたとしても、根っこはポット壁面をつきやぶって地中に伸びていくことはできません。鉢底から多少根っこがはみ出ることがありますが、肥料と水分がたっぷりとあるポット内だけに根っこの生長をとどめておくことができるので、効率よく養分吸収させることができます。

ちなみに、トマトの布製ポットを動かしてみると、近くに植えたホップの根っこがポット下に集中的に伸びてきていました。「 わしらにも、水と食い物をよこせ〜!!! 」というホップの声なき叫びのように感じます・・・根っこは水と肥料がある場所を嗅ぎ付けることができることをシッカリ・ハッキリと確認できました。























ホップのコンパニオンプランツとして植えた豆科のハナインゲンたちは、絶好調で育ってます・・・地植えのやつだけ。(西陽をさえぎるためにプランターに植えたハナインゲンはサッパリ大きくなりません。)
























しかしハナインゲンたち、花は咲けどもサヤがつかん! 覚悟はしてましたが、涼しいアンデス生まれのハナインゲンには、やっぱり関東の夏は暑すぎるんだろうと思います。秋になるまで実がつかないんだろうな・・・























同じくマメ科の「葛(クズ)」ですが、アグレッシブな繁殖力は大迷惑。しかし、ホップ目当てに飛んできたマルカメムシが最近ではクズに移ってくれていました。バンカープランツになるんですねぇ。












2013年7月22日月曜日

草むらのなかの果樹園

「ヤマブドウ」と「ノブドウ」。
実った果実をおいしく食べられるのが「ヤマブドウ」で、食べられないこともないけど、とくに食欲がわかない味をしてるのが「ノブドウ」です。


おつかいの途中でめっけました。これは「ヤマブドウ」です。笹や葛、そのたモロモロの雑草が生い茂っている緑地指定区でツルを伸ばし花を咲かせていました。「グリーンカーテン」が夏の定番ガーデニングになってから、この「ヤマブドウ」もグリーンカーテン用植物として販売されているのを目にするようになりました。














ヤマブドウは葉うらにウブ毛が生えていて,ノブドウには生えてないので、そのへんでも見分けできるそうです。なにより「ノブドウ」は、夏のキング・オブ・雑草の「ヤブガラシ」に似た花の咲き方をしていて、花房が房状ではなく花火が開いたように180℃に広がるような咲き方をします。ちなみに、2〜3日うかつに見過ごすと生け垣にからまりまくる「ヤブガラシ」も同じくブドウ科で、リクガメのゴハンにできるんだそうですねぇ〜。

↓ ある年にとつぜん勝手に生えてきて、夏はグリーンカーテンになってる「エビヅル」も、葉のウラにウブ毛が生えてます。

























エビヅルの果実もヤマブドウと同じく食べられますが、ヤマブドウのような風情のある葉っぱではなく、もっとガッシリと大きく肉厚で、あまりカワイゲがありません。























↓一見ブドウのような果実をつける「洋種ヤマゴボウ」も夏場によく目にする植物ですが毒があるので食べるのはNGです。



















ヤマブドウの近くで咲いていた「葛の花」。女性ホルモンに似た働きがあるイソフラボンやサポニンが豊富に含まれているので、花を摘んで一週間ほど自然乾燥させてハーブティーにするとダイエットや更年期障害に効果アリなんだそうです。「葛花湯」という名で漢方としても売られていて、なかなかよいお値段がするようです。

「ふ〜ん、そうなんだ〜。でもこれだけ生い茂ってると見てるだけでゲップが出そうだ。」と思うのはワタシだけではないはず!























クサいけど花はかわいい、けどやっぱりクサいから好きじゃない「ヘクソカズラ」
























とある里山では、栗が実ってました。 














「桃栗3年、柿8年・・・」とは、それぞれの木が一人前に果実が実るまでにかかる年月のことですが、「 何年もかかって大きくなっても、切ることは一瞬でできちゃうんだよなぁ〜 」と、宅地造形のために次々に伐採されていく木々を見ながら思います。夜の散歩にいけば、野良な狸の親子なんかによく出くわしたものですが、伐採がすすんだ散歩道では最近はめっきり姿を見なくなりました。


とはいえ、枯れこんで落ちそうな枝を落としたり、電線に触らないように剪定したり、台風がくる度に倒れやしないかとヒヤヒヤしたり・・・と、住宅街にある樹木の管理や手入れはすごく大変なんですよねぇ〜。

2013年7月19日金曜日

真夏の水やり。

関東では、まんまと猛暑な日々がもどってきました。

先月まで室内で育てていたミニトマトの「千果」たち。クーラーがない室内での栽培はすでにあきらめて、屋外での栽培にチェンジしました。外に出されてから約二週間ほど経った千果たちは、暑苦しく狭苦しかった室内の空気から開放されて新芽がメキメキメキと伸びはじめしまた。























植物が「寒い! 暑い!」と不満を感じる温度は、人間とほぼ同じです。室内栽培では、ガーデナーがグロウルーム内に入って、室内の気温や湿度をどう感じるか? ということは、植物にとってよい環境になっているのか? いないのか? を判断するベストな目安です。(CO2を入れてるときは、危ないから入らないでください! )


すぐに汗ばむような暑さの室内にいると、人はすぐさまエアコンや扇風機をかけるか、「暑い!!! こんなところにいられるか!!! 」と外の風にあたりにいってしまいます。その時、植物もまったく同じことを感じてガマンしています。日が沈んで、涼しい夜風に当たることができる外ならば、植物はその間に昼間の疲れを癒すことができますが、夜になってもムシムシと蒸し暑い室内では、疲れがいえることはなく夏バテする一方です。


布製のポットは、風で倒れないようにポットの1/3ほどを地面にうめてしまいました。完全に埋めてしまうのもアリですが、ゼンブを地中に埋めずにいれば壁面で通気性が確保できます。
ところで今朝このココ培地は、表面がすっかり乾いています。ホントなら水やりのタイミングです。しかし真夏の水やりは、すこし勝手がちがいます。























真夏は、直射日光があたっている時間帯の水やりはゼッタイにやってはなりません。
高温で水の中の酸素が不足しやすい上に、培養液を与える場合は、水温が高いと肥料濃度が自然に濃くなり、根っこが肥料焼けを起こしやすくなるからです。さらにぬるま湯のようになった水分が根っこを蒸れさせてしまいます。

水やりのコツは、人それぞれあるかと思いますが、ワタシは「真夏の水やりは、なるべく夕方」にしています。早朝の日射しがやわらかい時間に水やりするのもGoodですが、夕方のほうが水もちがよくなるし、昼間に気温が高くなった時に根っこが蒸れて傷むことも防げるからです。

あと、培養液を与える場合は、通常よりも2/3〜半分くらいの肥料濃度にしています。その理由は、同じ分量で培養液をつくっていても、水温が高いほうが肥料がたくさん溶けるのでEC値が上がるからで、EC値が上がればその分、肥料焼けのリスクも上がります。
(一部、カルシウムなど低温のほうがよく溶ける肥料もあり、それは、お塩=NaClも冷水のほうがたくさん溶けるのとおなじですが、ほとんどのミネラルは水温が高いほどたくさん溶けます。)




観葉植物としてGETした「コーヒーの木」は、オサレな観賞用植木鉢を脱ぎ捨てて、収穫目的の布製ポットへ植えかえました。コーヒーといえば熱帯地方の植物というイメージがつよいのですが、真夏は直射日光で日焼けしやすく半日陰を好むようです。クーラーを入れている室内で育てているので乾燥を防ぐために超音波ミストで加湿していますが、加湿しているとオモシロイように新芽が伸びます。























これからが暑さの本番です。疲れがたまりやすく体調を崩しやすい季節でもあります。
滝や水場の写真は、見るだけですこしだけ涼しくなるということを小耳にはさみました。






















仕事中にこのページを見つけてしまったおヒトには、仕事の能率アップな画像をプレゼント!!! さぁ、夏を楽しみましょう!













2013年7月16日火曜日

カスケードホップ。収穫までの記録

週末は、今年初めてのカスケードホップの収穫となりました。

ということで5月から咲き始めたカスケードホップの毬花の生長の変化をご紹介します。



【 5月24日 】 花になる横枝が左右対称にのびはじめました。





【 5月28日 】 最初に伸びた「毛花」が咲き始め、同じところから、さらに花となる横枝がでてきました。





【 5月30日 】 毛花がどんどん大きくなるとともに、花がついているそれぞれの枝がさかんに伸びています。



【 5月30日 】根もとから新しく伸びたツルのトップには、すぐに毛花が咲くツルと、ひたすら上に伸びて花がつきにくいツルに分かれます。






【 5月30日 】ねじれながら伸びる太いツルもではじめました。このツルについた花は、とても大きくなりました。
















【 6月 5日 】毛花のヒゲがどんどん伸びています。
















【 6月11日 】ブラクト(包葉)が伸びはじめ、いよいよ毬花らしいフォルムになってきました。












毛花の先端は,茶色くなりはじめています。

















【 6月17日 〜 18日】 咲きはじめてから約3週目のころ。毬花がどんどん肥大しはじめています。毬花の先端には、まだ「ヒゲ」のような雌しべが見えていて茶色く変色しています。













































【 6月18日】 ツルについた花の大きさは、だいたい同じくらいです。なので、大きな花がついたツルは、ツル全体に大きな花がつきます。








































【 6月28日】先端のヒゲがまったく見えなくなり、そろそろ花の肥大がとまってきました。

























【 6月28日】 ぐりぐりとネジれながら、あとから伸びたツルの毬花の大きさは、とうに最初に咲いた花の大きさを超してしまいました。連日の雨ふりのおかげかなと思います。























【 7月 8日】 毛花が咲きはじめてから、約6週目です。
先週から毬花の大きさがほとんど変化しなくなりました。長雨が続いたからか熟成する前に、枯れたようになる花も出てきたので、翌週に収穫しました。本来のホップ熟成は、全体的に茶色くなりながらも、多少フワッとするだけでバサバサと広がったりしないです。














・・・ということで、ホップの花が生長していく様子が改めてよく分かりました。

毛花が咲き始めてから収穫となるまで、だいたい1ヶ月半〜2ヶ月ほどかかるようです。6月は、梅雨で雨がつづいたので追肥肥料だけを2週に一度与えて、水やりはしませんでした。

7月になって猛暑の日がつづいたら、週に一度水やりをしています。梅雨が空けてからは、よいタイミングで水やりをすると翌日にはツルがグ〜ンッッッと伸び、花も肥大するようです。

2013年7月11日木曜日

ブルーベリーとヨーグルト。ベストコンビ ?

梅雨明けとともにつづく問答無用のクX暑さに、いささか腹だたしさを覚える今日この頃です。
6月は、ほぼ一ヶ月夏カゼをひいてしまい、そのシツコさといったらヒドいもんでした。発熱し休んで熱が引いて動いたら熱が出る・・・の繰り返しです。

そしてこの地獄のような暑さが来るまえに、夏カゼを退治してくれた救世主は、なんと「カレーライス」でした。カレーライスをつくって食べた週だけ、かなり具合がよくなったのです。夏カゼのウイルスは冬のカゼ菌とはちがうので、治りかけのグズグズの時には暑い国に住む人々の知恵がつまったカレーライスが身体の調子を整えてくれたのかもしれません。

カレーの効果のほどは個人的なものですが、お医者さんがおススメする「 風邪感染時にたくさん食べたほうが良い食品」は胃腸を整えてくれる有用菌のカタマリ「発酵食品」だそうです。
「菌が生きてる発酵食品」のなかでも、食欲がないときでも食べやすいのが「ヨーグルト」だと思いますが、カレーにちなんでインド風に「ラッシー」にしてしまえば、食べるよりもたくさんの量をゴクゴクと摂取できます・・・

ということで、夏カゼをひいちまってからというもの現在にいたるまで、毎朝バナナラッシーをつくっては欠かさず飲んでいることから、今回のメインのおハナシは、「 バナナラッシーをつくったあとのミキサーをすすいだ水は、抵抗力アップにもなる活力剤!!! 」です。ワタシの場合、バナナラッシーには、ヨーグルト、バナナ、ハチミツをいれてミキサーにかけてラッシーにしているので、ミキサーを「すすいだ水」は、強力に栄養満点な活力剤に他なりません!


そのすすいだ水はシンクに流してしまわずに、毎朝鉢植えに水やりしたり、週に一度または気が向いた時に「葉面スプレー」にしています。

そろそろ色づきはじめたブルーベリー「バルドウィン」に、ラッシーすすぎ液を葉面スプレーしました。病害菌をきれいにしてくれる乳酸菌をはじめ、乳酸、アミノ酸ペプチド、糖類、そして吸収性のよい水溶性カルシウム、酵素などなどを葉面から吸収させることができます。

























乳酸やアミノ酸ペプチド、吸収性の高い乳酸カルシウムは、植物にとっても夏バテから回復させてくれる効果、そして花や果実を大きくしてくれる効果があります。また、乳酸菌はとても強い増殖力をもっています。

ちなみに、乳酸菌をはじめとした常在菌は、ニンゲンの皮膚で活動し健康を守ってくれていますが、平均体温が高い女性のほうが多く保有しているそうで、ワインを仕込む前のブドウ踏みが女性であったことや、その昔にはビールを造る際は純潔の少女が樽に身を浸すことがタネ酵母になっていた・・・というおハナシにもナットクできます。
なので、インドア・ガーデニングを楽しむガーデナーは、女性または女性が住んでるおウチのほうが、ほんのすこし有利かも? ? ?


























果実はちいさめですが、バルドウィンよりも実数が多い「ティフ・ブルー」にも、すすぎ水を葉面スプレーしました。















ここで改めて「葉面スプレー」をする際の大鉄則といえば・・・


★ 一週間以上間隔をあける + 濃度を濃くしない

★ 風通しがよいところ

★ 直射日光があたらない時間や場所、葉っぱ内部の細胞に水分が多くなっている時間
(・・・つまり朝か夕方、または日陰になる時間帯だけってことになります)


ちなみに、葉面スプレーの最大のメリットは、果実や花にちかい葉っぱに養分をダイレクトに吸わせることができるので、花芽増加や結実、果実肥大への効き目が早いか、確実なことです。



2013年7月9日火曜日

虫たちとホップのグリーンカーテンと腰痛

暑いです!  いくらなんでも、いきなり暑くなりすぎです!!!
この週末の暑さといったらもぉ、100メートルおきごとに移動式ソフトクリーム屋さんがあっても、全店舗大繁盛しそうなほどの暑さでした。


突然の暑さに適応しきれないのは,ニンゲンだけではありません。
とある日の昼下がり、ふと気がつくと「キリギリス」が台所のシンクに唐突に登場!!!














よくよく観察してみると、シンクにたまった水を一心不乱にゴク飲みしていました。
「あ〜、やっぱり虫も暑いんだなぁ〜。」とナットクしながら移動してもらいました。
※キリギリスはうかつに捕まえると、じゃっかん血がにじむほどのパワーで噛みますので、いったんバケツとかに入ってもらって動かしたほうがいいです。




そして今朝は、チビカマキリが獲物をGETしたところに遭遇! まだ羽根をバタバタさせていたチョウらしき獲物は「 セセリチョウ 」でしょうか? 























野球の素振りすらできない我が家の庭ですが、このように日々虫たちによるドラマが繰り広げられています。目指すは、ニンゲンと植物と小動物と昆虫との共存!?




さて、昨日は新月でした。地下に水分が吸い寄せられるといわれる新月のときは、生長期間型の生長に傾くといわれているので、熟しはじめたカスケードホップには先週末に「リン・カリ」肥料を施しておきました。























3年目となった今年のカスケードホップの毬花は、玉のびして去年の2倍ほどの大きさになるものも出てきました。太いツル(vine)についた花は、やっぱし大きくなるようです。






















↓5月から咲き始めていた毬花はザンネンながら去年なみで、3cm〜4cmほどで大きさが止まりました。














一方、6月から伸びはじめたツルに咲いたカスケードたちは、4〜5cmほどあります。






















ブラクト(包葉)のひとつの先端が茶色くなっていました。ホップの毬花は熟成してくると、ほとんどのブラクトが茶色くなるそうで。






















ホップの毬花をどのタイミングで収穫するのか?  
ホントに好み次第になると思います。日本では、まだ緑色で固くしまった状態で収穫するのがよいとされているようです。

一方、ほとんどのブラクトが茶色くなり、パッと見、枯れてしまったようになると、内側のルプリンの量がグ〜ンッッッと増えます。(昨年見たかぎりでは、ワタシ自身の目でもハッキリと分かるほどの差でした。)
米国のホームブリュワーさん曰く「ルプリンの量が多いほうが、ホップを使う量が少なくてすむ。あと、ほとんど茶色くなったホップには、まだ青々とした香りも残っているうえに、スティッキーで刺激的なホンモノのアロマ成分がたっぷりとあって・・・それは固くしまった未熟な毬花にはないものなんだ・・・あくまで個人的な意見だけど。」

とのことで、ルプリンの量とアロマの質にここまでこだわるのは、これでもかとホップを使う米国のクラフトビールならではなのかもしれません。




さて、オマケですが、冬ならば冷えからくる腰痛になやまされるのは仕方ないこととして、すっかりクX暑くなった夏になっても、しつこい腰痛や肩こり、首の痛みに悩まされているおヒトで、特に運動のしすぎからくる筋肉疲労ではないという場合は・・・

ズバリ!!!「怒り」が腰痛を引き起こしているかもしれない! というお話しです。






















意識/無意識をとわず、心の中の「劣等感/不安/自己愛/抑圧/怒り」が蓄積されて、腰痛、肩こり、首の痛み、肘や手首の痛みを引き起こすことが、多々多々多々多々多々多々あるんだそうで・・・

これらの心のストレスが筋肉の酸欠状態を引き起こして、脳みそが痛みとして判断する「緊張性筋炎症候群=TMS」であるケースが多いそうです。

「あ〜、最近ストレスたまることイッパイあったからなぁ〜!!!」と自覚できるおヒトはまだいいんですが、問題は心の奥底に怒りや不安を押しこめて「ストレスなど、ないことになっています」と思いこんでしまう場合だそうで。

TMSで腰痛などが起きている場合の対処法は、まず心の中の問題に目を向けることと、痛みを恐れず身体を動かすことなんだそうです。あと、脳みそに直接命令することがとっても効果的なんだそうで、「ワタシは、この問題を痛みにすり替えたりしないぞ! 痛みにガマンするつもりはまっっったくないんだからな!!!」


とはいえ、身体の痛みは危険な病気の症状であることもあるので、お医者さんの正しい診断は不可欠だそうです。


最後に,ウチのカスケードホップにも、こんな花が咲いたらいいなぁ・・・というビデオをめっけました!

Alexander Keith's "Metamorphosis" from Psyop on Vimeo.