ということで5月から咲き始めたカスケードホップの毬花の生長の変化をご紹介します。
【 5月28日 】 最初に伸びた「毛花」が咲き始め、同じところから、さらに花となる横枝がでてきました。
【 5月30日 】 毛花がどんどん大きくなるとともに、花がついているそれぞれの枝がさかんに伸びています。
【 5月30日 】根もとから新しく伸びたツルのトップには、すぐに毛花が咲くツルと、ひたすら上に伸びて花がつきにくいツルに分かれます。
【 5月30日 】ねじれながら伸びる太いツルもではじめました。このツルについた花は、とても大きくなりました。
【 6月 5日 】毛花のヒゲがどんどん伸びています。
【 6月11日 】ブラクト(包葉)が伸びはじめ、いよいよ毬花らしいフォルムになってきました。
毛花の先端は,茶色くなりはじめています。
【 6月17日 〜 18日】 咲きはじめてから約3週目のころ。毬花がどんどん肥大しはじめています。毬花の先端には、まだ「ヒゲ」のような雌しべが見えていて茶色く変色しています。
【 6月18日】 ツルについた花の大きさは、だいたい同じくらいです。なので、大きな花がついたツルは、ツル全体に大きな花がつきます。
【 6月28日】先端のヒゲがまったく見えなくなり、そろそろ花の肥大がとまってきました。
【 6月28日】 ぐりぐりとネジれながら、あとから伸びたツルの毬花の大きさは、とうに最初に咲いた花の大きさを超してしまいました。連日の雨ふりのおかげかなと思います。
【 7月 8日】 毛花が咲きはじめてから、約6週目です。
先週から毬花の大きさがほとんど変化しなくなりました。長雨が続いたからか熟成する前に、枯れたようになる花も出てきたので、翌週に収穫しました。本来のホップ熟成は、全体的に茶色くなりながらも、多少フワッとするだけでバサバサと広がったりしないです。
・・・ということで、ホップの花が生長していく様子が改めてよく分かりました。
毛花が咲き始めてから収穫となるまで、だいたい1ヶ月半〜2ヶ月ほどかかるようです。6月は、梅雨で雨がつづいたので追肥肥料だけを2週に一度与えて、水やりはしませんでした。
7月になって猛暑の日がつづいたら、週に一度水やりをしています。梅雨が空けてからは、よいタイミングで水やりをすると翌日にはツルがグ〜ンッッッと伸び、花も肥大するようです。