2018年10月12日金曜日

ルナカレンダー2019。今年も配布はじめました。

10月になってしまったら、年末まであっという間です。

今年もタマ・プラントフード「ルナ・カレンダー2019」できました。

お買い上げの方に差し上げています。











南関東では、日中の最高気温が20℃に届かない日が続きそうで、そろそろ本格的に秋が深まってきます。枯れたと思ったら、つぎつぎに花が上がるフェンネル。冬支度でしょうか?フェンネルの花の蜜をせっせと集めているアリンコたちがいました。





















咲いたと思ったら果実にかわっているパパイヤ。 耐寒性のないトロピカルフルーツの花は、梅とか柿とかリンゴの花とくらべると、ひっじょーに咲き方が大胆です。






















イチゴの花が咲きました。イチゴはやっぱり短日植物なんだなぁ・・・と思いました。

























不耕起 + 無肥料栽培のルッコラ、大根は、バッタに食われて葉が穴だらけになりながらも、大きく育ってきました。




















ルッコラのタネは、蒔けばピタリと芽が出ます。あっちこっちのプランターの隙間に蒔きすぎました。そろそろ大きく育ったルッコラどもを消費していかないと、また来年の春になる頃花を咲かせてしまいそうです。





















先日の台風で倒れて、鉢が割れてしまったガジュマルを植えかえました。このガジュマルは、この仕事をスタートさせたかれこれ15年前にお祝いでいただいて以来、すべての葉が落ちてしまったり剪定しすぎたりで、こぢんまりながら元気に過ごしています。植えかえついでに、室内にいれました。
























 真ん中のモシャモシャした植物は、なかなかよいお値段がするフペルジアですが、根っこから全体をバツンと割って、強引に別々のプランターに植えてしまったところ、どうやらヘッチャラみたいです。または、ちぎれた葉っぱにココ培地をかぶせてもいますが、毎日スプレーしていれば、いつかは根っこが出てくる気配がしています。 珍しい植物は、ついつい株分けしすぎて増えてしまっても、園芸仲間に「 もう置き場所がなくて・・・いります? 」と声をおかけすると、非常によろこんで持って帰ってくださいます。(コピーライトがある品種は、自家繁殖させたうえ販売することはNGです)

2018年10月5日金曜日

発芽苗にもベストなSANlight M30。

台風24号の暴風のせいで、停電からスタートした今週。
311東日本大震災から7年経とうとしている現在、電気がある毎日が当たり前、節電よりも便利さ優先、になってしまっていることに、気がつかされました。

しかしかつては、「焚く」と表現されるほど消費電力が大きく発熱量も多かったグロウランプの代表格「HPSランプ」は時代を経て、省エネで発熱量も少なく、しかも栽培効率の高いLEDへ移行しつつあります。

先週タネを蒔いたミニトマト、ホワイトセージがたった3日で発芽したものの、ひょろひょろと徒長気味になってしまったので、さっそく「SANlight M30」をセットしました。
























世界で一番小さな太陽、消費電力わずか30Wの「SANlight M30」は、すべての生長段階に最適な「フルスペクトル」を放射する栽培専用LEDです。栽培エリアは40cmX40cm。


























SANlight M30」は、全長16cm、重さ240gとコンパクトながら、光量子を68μmol/Sも放射します。 HPSの30W換算時が55μmol/Sなので、HPSよりも光量子放射効率が高いです。

ただし、M30のようなフルスペクトル放射のPPF値と、HPSのPPF値を比較する場合、単純に数値の大きいランプの方がよい、とはなりません。

HPSのように圧倒的に赤と青だけで占められる光量子のPPF値より、可視光線すべての光量子が放射されるフルスペクトルのほうが、少ないPPF値でも生長促進効果が高いからです。その理由は、おなじくフルスペクトラム放射のLUMii SOLAR CMH 315Wが、HPS400Wとおなじ栽培効果を持つことでもわかります。


その、もっともシンプルな理由は、植物を大きく生長させ、花や果実を実らせるモノは、肥料ではなく「植物ホルモン」だからです。肥料は、植物ホルモンの指令を受けて細胞を分裂させるときに必要な材料にすぎないからです。

そして、フルスペクトルの光は、植物ホルモンの生合成や免疫力そのものを活性化させます。なので、フルスペクトル放射のSANlight M30LUMii SOLAR CMH 315Wは、生長を活性化させる作用が高いので、HPSや大昔のLEDよりも少ないワット数で、生長はもちろん開花促進効果が高くなります。


なので、フルスペクトル放射のランプと、そうではないランプは、単純にPPF値の大きさでは比較できない、という時代となりました。

とはいえ、「従来のランプはもうダメなのか?」という話ではありません。光は、ないよりもあった方が、足りないよりも十分あったほうが断然育ちます。ただ単にフルスペクトルのランプは、すべての生長サイクルと、すべての植物にムラなく使えて消費電力を抑えられる、というお話です。




SANlight M30」のようなフルスペクトルの光は、作用が強いので、幼苗や挿し木にはじめて当てるときは、だいたい40cm以上離してあげたほうが安心です。SANlight M30」の設置には、「M30アルミレール用ブラケット」がベストです。しかし「M30アルミレールブラケット」が設置しにくい場所や、設置がめんどくさいときは、スチール製の棚板であれば市販のマグネットフックで吊り下げてしまえます。


















( ただし、マグネットフックがピタッとひっつかない材質や形状の棚板は、
すぐに落下して危険なのでNGです。 ) 










今回蒔いたタネは、ホワイトセージ、ミニトマト、パプリカ、そしてコノフィツム・ブルゲリです。ブルゲリは、発芽するまで決して表土を乾かしてはならんので、水分をこまめにスプレーしたり底面吸水させねばなりません。しかし、そのような水分管理はミニトマトどもにはトゥーマッチです。さらに、市販のプラグトレイは最低25サイトあるので、たくさんタネを蒔かないホビーガーデナーにとっては大きすぎることが多々あります。


















そこで、ガーデニング・ハック、というほどのものではありませんが、水分管理がことなる植物のタネを同時に蒔くときは、種類ごとにプラグトレーをカットしてしまいます。
こうすれば、ブルゲリのトレーだけ持ち上げてスプレーしたり、底面吸水したりできるので便利です。


















そして、発芽用培地にも使える、不要な残留物がフリーなうえ成分調整済みの品質確かなココ培地は、CANNA COCO培地だけです。


2018年9月28日金曜日

今年もハロウィーン・シーズン到来です。


さて、今年もささやかすぎるハロウィーン・トリーツを

オンラインショップでお買い上げのかた皆様にプレゼントしています。










冷たい雨の日がつづいたあと、やっと気持ちのよい秋晴れとなりました。
不耕起栽培のエリアは、アカツメクサがもしゃもしゃと生長していました。



















日が落ちるのが早くなったこの頃、帰り際にはグリーンLEDのソーラースポットライトがあやしく不耕起エリアを照らしはじめます。さて、緑色の光は、長日植物にもなにかしらよい効果があるのでしょうか・・・




















さて、夏が終わり植物たちがタネを落とす9月は、多くの植物にとってベストな種まきシーズンです。ホビーガーデナーのみなさまも、種まき準備やら発芽後の管理で、せわしない日々を送ってらっさるのではないでしょうか?

私にとって今月最後の種まきは、コノフィツム・ブルゲリです。あの難易度マックスの・・・ブルゲリです。ブルゲリの種まきは、今年すでに2度失敗してます。水やりの時、用土にタネを埋没させてしまったからです。
















いままでは小粒の日向土をブルゲリの種まき用土に使ってましたが、今回は絶対失敗したくないのでココ培地にしました。正直、はじめからココ培地を使えば、ほぼまちがいなく発芽することはわかってましたが、もったいなくて使えませんでした。





パパイヤは、雨の日がつづいたら、黄色くなって落ちる葉っぱがピタッと止まり三つめの果実が結実しました。思ったより、肥料よりも水が好きな植物なようです。



2018年9月21日金曜日

CANNA ガーデングローブ + ミラーサングラス、プレゼント中です。

只今、オンラインショップでCANNAとBioCANNA製品をお買い上げの方に、

CANNAガーデングローブとUVプロテクト・ミラーサングラスのどちらかを

プレゼント中です。







今回のCANNAガーデングローブは、レディースM〜LまたはメンズS〜Mサイズです。
CANNAミラーサングラスは、UVプロテクト仕様なので、グロワーたちの眼を、近紫外線も含むフルスペクトル放射の LUMii SOLAR CDM315W の光からも守ってくれます。

在庫がなくなり次第、プレゼント期間は終了させていただきます。



さて、地植えのルッコラやレタスどもは、植えども植えども虫どもに喰われるので、この秋は、レイズド・ベッドスタイルのプランターで露地栽培することにしました。
培地は、CANNA COCO : CANNA TERRA =1:1でミックスして、半年以上の栽培に適した配合にしました。









シェルフタイプの赤いプランターには、ほふく性のローズマリーやタイムを植えました。この鮮やかな赤いプランターは、景色に色どりが少なくなる秋から冬に、気分を明るくしてくれると思います。






秋雨前線がやってくると、気温は夏からどんどん遠ざかります。







モンシロチョウが重たげにパタパタと飛んでは、じっと休んでいます。







直播きしたルッコラや白菜のまわりに混植させたレッドクローバーにタマゴを産みつけていきました。緑肥のレッドクローバーが、早速バンカープランツとして活躍してくれそうです。








発芽したばかりのルッコラとレッドクローバーのフタバが、ひしめき合っています。これが正解なのかどうか、これから見ていきたいと思います。







不耕起栽培の大根どもは、苗を間引きに間引いています。本葉が大きくなってきました。







夜間にソーラータイプの緑色のLEDライトをあてて、害虫忌避的なテストをしているほうの大根どもです。緑色LEDライトをあてていない同じ品種の大根と、育ち方に差が出たらおもしろいのですが・・・アブラナ科は長日直物です。短日植物の場合は、夜間に緑色光を当てると、害虫忌避効果以外にも果実が大きくなったりと、いくつかのメリットがあります。








宿根草のアーティチョークを地植えにしたとき、ゴボウのように太くなったいた直根をカットせざるを得ませんでした。そのとき出ていた大きな葉っぱはすべて萎れてしまいましたが、1週間後もう新芽が展開してきました。さすが、武器といえるほどのトゲトゲを生やす雑草のアメリカオニアザミと親戚なだけあって、たくましい生命力です。








9月も終わりが見えてきたタイミングで、バシバシと花を咲かせてきやがったパパイヤ。
収穫できる気がしません。


2018年9月13日木曜日

トウモロコシの前作を利用して不耕起栽培に挑戦!

夜中に起こる大きな地震ほど、恐怖を感じるものはありません。

今日からちょうど1週間前の9月6日未明に、北海道で大きな地震がありました。

震災の影響は、まだ続いています。被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを
申し上げるとともに、1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。




ちょうど台風21号が通過したあとだった先週の木曜日は、地面が水気を含んでいて、暑さもひと段落したのでレッド・クローバーをはじめ大根や白菜、ほうれん草や春菊のタネをまきました。レッド・クローバーは、農薬ぎらいでめんどくさがりの私にとって、家庭菜園の強い強い味方です。



















ハクビシンに食べられてしまった前作のトウモロコシは地上部だけ刈り取って根っこを抜かずに、根が張った地中の通り道を利用して大根どもに育ってもらおうと思います。週明けの月曜日、種まきした大根どもがゾワゾワと発芽していました。





























一緒に蒔いたレッドクローバーもいっせいに発芽しました。





















それから毎日、葉が重なるフタバをドンドン間引きしつつ、先日ひっこ抜いたツユクサどもの残さを大根のまわりに敷きました。夏の雑草の代表格とも言えるイネ科の「マルバツユクサ」は、水稲ほどのケイ酸植物とまではいえませんが、ケイ酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンをはじめ、鉄やマンガンなど微量要素を含んでいます。また、雑草や前作作物の残さは微生物が好んで分解し、土を豊かにする貴重な有機物となります。



















































タネを直接土に直播きするときは、pH調整してない酸性ホワイトピートモスをうす〜く土の表面にふって、有害菌の抑制効果と酸素供給効果を期待しています。ホワイトピートは、ブラックピートよりも水分を弾く性質が強く分解が遅いので、固く踏みしめられた土の通気性を高めることに役立つと思います。一方、保水性や保肥性を高めたり、微量要素と腐植酸を補うには、腐植がすすんだブラックピートのほうが向いていると思います。


















今年枯れたパクチーのプランターからは、こぼれた種から再びパクチーが育ち始めました。うっかり蒔いたら毎年勝手に出てくるシソのように、パクチーも勝手に育ってくれます。



















パパイヤの花がドンドン咲いてます。先日ついた実は、台風の時に倒れたせいで、ぽろっと・・・ぽろっと落ちてしまいました。今度こそ、青いままでも収穫したいものです。



















サザンハイブッシュのブルーベリー。笑えるほどでかく育ちました。
























これが今年の4月の時の同一人物です。ブルーベリーは、底面吸水システムのGoGroでよく育つ植物だとわかりました。(屋外にGoGroを設置する場合は、傾斜がある場所だと液漏れします。)ただし、栄養豊富な培養液で育てると、ほぼ100%まちがいなく「イラガ」の幼虫が発生します。



















2018年9月4日火曜日

台風が来るまえの静けさ。

今年は、台風の当たり年と言われていて、そんなものの当たり年など迷惑なのですが、さっそく今日も台風21号がきてます。

真冬以外は、屋外で日ざらし、雨ざらしのストレプトフィラに異変が!!!


























アリンコが住み着いてます。寒くなれば、別の場所で冬ごもりしてしまうので、ほおっておきます。


























エアープランツは、真冬以外を屋外に吊るして雨ざらしにすると、ガシガシ生長します。これはちょうど一年前の同一人物、ストレプトフィラの様子です。今年の写真と比べてみると、ホントデカく育ったことがわかります。
























さて、台風の影響は午後から本格的にでるそうです。まだ太陽が出ている午前中のうちに、ツユクサどもをバババッと抜いてしまいました。


















昨年の秋から、室内で栽培をスタートし、冬からたくさん収穫させてくれたパプリカどもは現在・・・

























地植えされて、余生を過ごしています。小さいながらも、まだ数日おきに収穫させてくれるので、スタッフの台所事情の改善に役立っています。というもの大きく実ったパプリカは、またたくまにバッタが先に喰ってしまうからです。




















「今度こそは、収穫までこぎつけるぞ!」と品種選びから慎重に育てはじめたパパイヤ。
矮性の品種にしましたが、さすがに6Lのエアロポットでは小さすぎました。強めの風が吹くたびにバタバタと倒れるので、誘引支柱で支えてもらいました。
























おっっっ!!! 受粉成功した雌花がひとつ。

















「完熟まではこぎつけられそうもないから、きっとソムタムだな・・・来春こそは、早めに花を咲かせて完熟パパイヤが喰いてぇもんだ!」と強く思います。


















そんなパパイヤの茎は、ブロッコリの茎そっくりです。



























アーティチョークは、花もすっかり枯れてみすぼらしくなってしまったので、「抜いてしまおうかなぁ」と思っていた矢先、根元から新芽がぐんぐんと育ちはじめました。さすが宿根草!  いったん地上部が完全に枯れても、根元から新たな株がいきおいよく育ってきてくれるんですねぇ。植えっぱなしで勝手に再生してくれる宿根草は、ズボラなくせに植物をアレコレと育てたがる私の強い味方です。
























ズボラな私の強い味方がもうひとり。フェンネルです。春からさかんに咲いていた花がすべて枯れ落ちたタイミングで、もう次の花が咲きはじめました。フェンネルは、カメムシなどのバンカープランツになってくれるうえ、アブラムシの忌避効果もある宿根草です。



















増えすぎてジャマくさくなってきたら、根っこを収穫して料理にもつかえる定番ハーブなのですが、今年フェンネルのスープに挑戦したところ・・・「クスリかよ!」と叫ぶほどフェンネル臭に耐えられませんでした。今ハヤリのジビエ系肉料理のアクセントには良さそうですが、そんなコジャレたモノは作れないので、咲かせては枯らす・・・ということになりそうです。