2021年11月19日金曜日

どこに行っても久しぶりの再訪・・・花菜ガーデンもそのひとつ

先日、久しぶりに平塚市にある「神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン」を訪れました。




晩秋にさしかかる頃、園内は実りの風景が広がっていました。

日本最古の甘柿「禅寺丸」発祥の神奈川県。こちらでメジロたちが柿をセッセとついばんでいるのを見て、甘柿を育てようと決めました。




郷土愛を示そうと「禅寺丸」の苗を植えることも考えましたが、甘柿には完全甘柿と不完全甘柿があり、禅寺丸はタネがあると甘くなる不完全甘柿です。さらに日本の高度な品種改良の技術のおかげで、甘みや食感で柿の品種を選べる時代。ということで「東京紅」という品種にしました。




なぜ(一部の)人は、あんなにもバラに惹かれるのでしょう? 基本的に完全無農薬栽培へのハードルがかなり高いバラは、世界で一番生産されている花き作物のトップ3に入っていると思いますが、植えるスペースや栽培条件など、育てる人への要求は少なくない植物です。

バラの無農薬栽培にトライしてしまうと、ひたすら土と肥料にこだわり、食害する虫を捕食してくれる野鳥たちにコビを売り、己のメシよりバラの水やりを優先させ、手に傷をこさえながら葉かきや花がら摘みにいそしむ日々はまるで、報われぬ愛へ意固地になりすぎたストーカーのようです。









海外ブランドローズの新品種バラは、植えつけてから3年間もガマンの時がつづきます。一人前になる前のバラは、虫に食われては枯れ、肥料を与えすぎては枯れ、水やりを失敗しては枯れ、植える場所に恵まれずに枯れるのです。「病気に強い品種」、「半日陰でもよく咲く」という品種説明は信じないことにしました。GETしてから3年は、ただひたすら枯らさないように、管理することが最優先です。「無農薬でも勝手に育って咲いてくれるノイバラでも植えるか」と自暴自棄になることも。




お家をモジャハウスに変身させてしまうほどの繁殖力を持つ「ナツヅタ」が美しく紅葉していました。



冬の訪れを直前に迎える今時期の花々を見るにつけ、春に誕生した葉や虫たちは、もうすぐ土に還るんだなぁ、と寂しさを感じます。








訪れたこの日は「ダイヤモンド・リリー展」が開催されていました。
(現在は終了しています)

ダイヤモンド・リリーはピカピカ光るコーティングをしたように輝く花弁をもっています。
巷で人気が沸騰しているラナンキュラス・ラックスを思い出しました。







夏のあいだは、日が暮れてからしかベランダに出ようとしなかったネコたち。いまでは午前中から ひなたぼっこ をする姿をよく目にするようになりました。



尿道が細いオスネコは、水を飲まなくなる秋に結石などで膀胱炎や排尿困難を起こしやすくなります。「キャットフードにはかなり気を使っていたのに。」と落ち込んでいましたが、突然膀胱炎を発病してしまう原因はフードであることより、思いもよらぬストレスであることが多いそうです。

今思い返せば、ウラの緑地を朝晩とわず複数のノラネコがかけめぐるこの時期に、以前も膀胱炎を発病しました。錠剤を飲むのが上手なおかげで、今はだいぶ良くなりましたが、「一昔前は、結石で腎臓病になる子がもっともっと多かった。フードに気をつけていたから、この程度で済んだのかも」と言ってもらえて、非常に安心しました。


2021年11月12日金曜日

CANNA AQUA のエコバック プレゼント中です

 ただいま CANNA AQUA VEGAまたはFLORES お買い上げのかたに、

AQUA エコバック差し上げております。

(数に限りがございます。お一人さま、ひとつまでとさせていただきます)







持ち手がじょうぶなデザインです。
肩にかけても、痛くなりにくい使い勝手がよいエコバッグ。
お花屋さんに、秋の花苗を買いに行くときのショッピング・バッグにもピッタリ!






とてもロジカルに、わかりやすい説明で大人気のCANNAグロウ・コンサルタント
ピーター・クラッセンさんによる「EC値」についてのウェビナーです。

20分と長めの動画ですが、ここまでのレベルのEC講座を無料で公開できるのは、さすがCANNAです。
とくにLED栽培での、EC管理ポイントは目からウロコ!








2021年11月1日月曜日

2022年 ルナ・カレンダーご配布中です。

 あちらこちらで、来年のカレンダーを目にすることが増えました。

ということで、今年も2022年ルナ・カレンダーご配布しております。



オンラインショップで、タマプラントフード製品のいずれかをお買い上げ、または10,000円以上お買い上げくださると、一冊同封いたします。 冊数に限りがございますので誠に勝手ながらお一人さま一冊までとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


2021年10月25日月曜日

約2年ぶりの京成バラ園

 秋晴れの週末、2年ぶりに京成バラ園を訪れることが叶いました。

園内のディスプレイで「あ、もうすぐハロウィンか!!!」と気がつきました。コロナのせいで、時候のイベントには、ほぼ無縁になってしまった今日この頃です。




待ち時間なしで駐車することもでき、園内は大混雑というほどでなく、ほどよい賑わいでした。春のバラの季節は、京成バラ園周辺は大渋滞するので、駐車場にたどりつくまでに1時間以上かかります。


とても人気のある品種、つるミミエデン。



京成バラ園 初代所長であった鈴木省三がブリードしたバラたちの一角。

このバラたち「夕霧」と「宴」・・・だったと思います。自信がありません。


赤いバラは、一番丈夫でよく咲く品種が多いように感じています。




根頭癌腫(こんとうがんしゅ)病のバラを見つけました。ところどころトリュフのようなコブができています。地面に落ちていたら、日本でも見つかるトリュフの一種「あっ! セイヨウショウロをついに見つけた!」などとぬか喜びしてしまいそうです。私のバラにも、今年はじめて根頭癌腫病が出てしまいました。がんしゅ病を起こす細菌には放線菌が一定の効果があるとのことで、ひとまず、このコブを削りとり、放線菌資材のバグ・フロスタを撒いて様子見をしています。



園内の温室では、ジオデシックドームのインスタレーションが開催されていました。

夜間はライトアップされているそうで、さぞかし見応えがあるだろうと思います。



バラに劣らず秋らしい華やかさがステキだった「アジサイ」たち。夏が終わり、独特の紅葉をしたアジサイを総称して「秋色アジサイ」といいます。このアジサイたちを初めて見たのは、3年ほど前でしょうか、茎もまだ一本立ちで草丈が50cmにも満たない苗でしたが、ずいぶん立派に大きくなっていました。





オーナメントグラスの植栽。自然な色彩に、高さと表情があるグラス系の植栽は、秋のガーデニングには欠かせなくなりました。




植物園や花屋さんで草花を選ぶときは、チョウやハナアブ、蜂たちが、さかんに蜜を吸っている宿根草をGETするようにしています。そうすれば、花の蜜を探しにきたアシナガバチやヒラタアブなどの益虫たちが集まってきて、バラを食害するアブラムシや幼虫たちを捕獲してくれます。





きっとコロナの影響で来園者が少ない日々が続いたのでしょう。
警戒心の少ない赤トンボは、近くまで寄っても、なかなか飛び立ちませんでした。





2021年10月18日月曜日

秋の実りとキノコの世界

 先週まで、夏が戻ってきたような陽気でしたが、週が明けて今週は一気に季節が秋へと進みました。草丈が大きく、ジャマくさかった雑草「センダングサ」。カマでバッサバッサ刈ろうとすると、ミツバチがセンダングサの花の蜜を吸っていました。日に日に花が少なくなる時期であることを思うとミツバチがかわいそうになり、刈るのをやめました。


固定種のとうがらし「万願寺」がタワワに実りました。昼夜の寒暖差が大きな時期は、甘みと風味がいっそう強まります。



ホワイトセージ は真夏に花が咲き終わった頃、背が高くゴツゴツとした主茎だけが残った状態になり「ついに枯れてしまったか!」と残念に思っていましたが、気温が下がるにつれ根元のほうから新芽がたくさん出てきました。



秋に芽吹いたホワイトセージ の新芽たちは、冬を越して春になるまで大きく草丈を伸ばしつづけ、約半年後の初夏にまた花を咲かせることになります。




ヒメツルソバがいっせいに開花してピンクのカーペット状態になると、いよいよ秋が深まってきたな、と感じます。





さて、秋の味覚のひとつが「キノコ」ですが、私は最近「舞茸」を欠かさず食べて、「太陽のビタミン」とも言われるビタミンDで免疫を強化し、食物繊維で腸内善玉を増やすことで、秋バテを防いでます。「舞茸」は天ぷらが最高に美味しいのです。

しかし、整腸作用を期待するなら油で調理せず鍋物にするのが最も効果が高いと思いますし、一番簡単なのは、酒、醤油、バターを適量振りかけて、しんなりするまで電子レンジでチンするだけで、ご飯も酒もすすみます。


そして、現在上映中の映画「素晴らしき きのこの世界」では、きのこの驚くべき能力、環境汚染の浄化や病気の治癒力など、その魅力を余すことなく堪能できます。



動物でも植物でもないキノコという生き物は、地下に張った菌糸で地球全体にネットワークを形成し、地球資源を把握しているとも言われます。毎年秋には、キノコ狩りで毒性のある種を間違って食した人がエラい目にあったり、不思議な世界を見せてくれる一方で、強力な抗生物質を生合成したり、心の病を癒す効果もあるそうです。







2021年10月11日月曜日

タワワに実ったマイヤーレモンと枯れ知らずなビカクシダ

 10月だというのに、夏日どころか、30℃ごえの真夏日がつづく地域もあります。

予想外の夏のもどりに、庭木の水やりがいそがしい今日この頃です。


ウラの野良タヌキどもを見張っている息子ネコ。
毛づくろい中でに名前を呼ぶと、返事をしてくれるようになりました。





今年はいたるところで、返り咲きしたアジサイを目にしましたが、我が家のアジサイも同じです。秋色に変化したアジサイ「ハイエス・スターバースト」の変わり咲き品種です。





摘果を忘れたマイヤーレモン。たくさんの果実をつけてしまいました。来年は、あまり実をつけないんだろうな、と思います。





無農薬で育てているので、定期的にアゲハチョウがたまごを産みつけていきます。
ある日突然に、コロコロとしたフンが大量に落ちているので「幼虫が葉っぱ食べてるな」と気がつきますが、2、3日経つと突然フンが見当たらなくなります。レモン木のバードバスに水浴びに来るシジュウカラかミソサザイの仕業だと思います。




タネから育てた亀甲竜。春から秋は、屋外で雨ざらしにして育てた方がガッシリと大きく育つようです。一昨年の台風で鉢ごと倒されて割れてしまい、未練がましく万能ボンドで修復しましたが、それはそれでいい味を出していると思います。




一年中屋外でハンギングしているビカクシダ。寒さに強いので、ビフルカツムかネザーランドのどちらかだと思います。





ネザーランドの苗をネットポットに寄せ植えました。まだ個体が小さい段階では、冬に屋内で管理することにしています。





秋の夜長に、極上の音楽とナイトクルーズがおウチで楽しめるこの映像、
まだ家飲み派の方におすすめです。