ナンダカンダと理由をつけて後回しにしていた「イセヒカリ」のモミスリをやっとのことで終えました。
家庭用小型モミスリ機をGETするまでもない量だったので、今回はスリ鉢でコツコツとモミスリました。が、5分・・・10分・・・いくらゴリゴリすっても、モミはぜぇんぜぇん増えません。
はかどらないと、すぐ飽きるたちなのでショートカットを考ていると・・・ポツポツと滑り止めがついてる「 IKEA 」の食器棚シートに目がとまりました。IKEAのキッチン用品の「 RATIONELL 」シリーズは丈夫なつくりで、アイデア次第ではガーデニング用道具箱にもつかえる便利なアイテムがいっぱいです。
で、食器棚シートに敷いたモミをラバーマットで擦ったら、あっという間なんじゃないか?
とナイスアイデアのハズです。
・・・ナイスアイデアのハズでした。が、
ラバーマットでザリザリとモミを擦ると、あっという間にモミガラがとれていき、スリコギよりはるかに効率はよかったんですが、食器棚シートを持ち上げるとモミガラが静電気でピンピン飛ぶではありませんか!!
小学生のとき、プラッチックの下敷きを消しゴムでこすって、消しゴムのカスを友達にピンピン飛ばしたことを思い出しました。
なにより、このやり方だと、玄米がゴム臭くなります。(米を洗うと、ゴム臭さは消えました。)それでもなんとかモミスリができて、ファンの風でモミガラを飛ばしました。
そして、これがロックウール培地で栽培した「イセヒカリ」のモミスリを終えた玄米です。
これっぽっちでしたので、
いつも食べてる10Kg/3000円の格安米に
この玄米を5%ほど混ぜて炊いてみました。
結果は・・・
う、うまかったです。
香ばしくて歯ごたえがあって甘みがしっかりしてて、イセヒカリの風味と甘さが、10Kg/3000円の格安米に乗りうつって、ひとくち食べて「ちがうねー。スリたての玄米は、こんなに甘くて風味がつよいんだー」とビ・ツ・ク・リ!!でした。
ということで、たっくさんは収穫できない水稲の室内栽培ですが、こんなふうに白米に混ぜて食べるとホントに感動でした。そして味をしめた今、次の田植えに向けて種モミを水につけて冷蔵庫で吸水させていますー。