すっかり大きく成長したカマキリが、ボーッとしてるトコロと出くわすと、秋がきたんだなぁと実感します。
カマキリにしてみれば、
別にボーッとしてるわけではなく、
バッタなどエサにする虫が近づくのを
辛抱づよく待ちかまえてるだけだとは思いますが・・・
さてさて、とうとうクダモノトケイソウ(パッションフルーツ)の花が咲いてくれました。
何度見ても「いったいどういう都合で、こんな花を咲かせることにしたんだろうか???」と思わずにはいられない花のうちのひとつです。
春の訪れを教えてくれる桜の花なんかは、山や空の色が変わるほど、いっせいに咲く圧倒的な美しさがあると思います。
パッションフルーツの花は、たった一輪咲くだけで素通りできない存在感があります。
花ってほんとにイロイロです。
この花が開くまえから、なんとかツボミの内側に入り込もうとしていたアリンコです。
やっと咲いてくれて、よかったね〜。
パッションフルーツも虫やヒトの手で受粉してあげた方が確実に結実するそうです。
指で受粉させていると、花粉がアリンコの顔にかかってしまったようで、しばらくは迷惑そうに触覚の花粉をキレイにソウジしていました。
花もアリンコもオモシロくて見飽きません・・・
ちなみにパッションフラワーのパッションは「情熱的な花が咲くから」ではなくって、花の中心を十字架に見立てた「イエス・キリストの受難」というまったく逆の意味だそうです。