板橋区立熱帯環境植物館のメインのジャングルなエリアです。
こんな南国っぽいバンガローもあってトロピカル気分が盛り上がります。
館内のフードコーナーでは、ココナツカレーやナシゴレンなどのアジアンテイストなマレーシアグルメも割安で楽しめます。
吹き抜けの空間には、通路が渡してあって熱帯ジャングルの様子を見下ろせます。
しかし遊び場の少ない都心の子どもたちの、ベストな鬼ごっこポイントにもなっているので、駆け抜ける子どもたちを背に、なかなかゆっくりは見せてくれません。
「館内は走らずゆっくり歩こうね!!」という意図の注意書きを見つけて、あまりの効果のなさにちょっと笑ってしまいました。
タコノキです。
観葉植物でも売られていますが、こんな立派な「おみ足」になるには、そうとうデカク育てなきゃいけないみたいです。
パラサイトが得意なシメコロシノキです。
アグレッシブなヤツ・・こんなの日本にいなくてよかったと思っていたら、なんと「ガジュマル」でした。
ガジュマルといえば観葉植物の代名詞のようなメジャーな植物、もちろん家にもいます。
でっかく育てるわけにはいかなくなりました。
ラッキーなことに、ちょうどカカオの実がなっていました。この実の中のカカオ豆がチョコレートの原料になるんですが、ひとつの実からカカオ豆は30コ前後穫れるそうです。収穫されたカカオ豆はいったん発酵処理をして、ほろ苦さとオイシさを引き出すそうです。
ちなみにカカオには、もちろん果肉もあるんですが、「パルプ」と呼ばれていて白くて甘酸っぱくてとてもオイシいそうで、カカオ農場のある国では大人気なフルーツだそうです。このパルプを醸造してお酒をつくったらオイシそうだなぁと思いました。
カカオもそうですが、この植物も木の幹にじかに花が咲いたり実がなったりする「幹生花(果)〜かんせいか〜」のようです。
熱帯植物は、奇想天外なヤツが多いです。
ミストがぶわわーっと噴出されている標高の高い涼しいところがスキな熱帯植物のエリアでした。
夏の暑いさかりに来たら最高だと思います。
エアコンのコストを抑えるために、こんなミスト噴出装置を店内や繁華街なんかに設置するアイデアが、エコ商品として盛り上がってますね。