2010年3月9日火曜日

〜 多肉ist 〜タニキストの集い

先月のおわりに「 東京都立板橋区立熱帯環境植物館 」に行きました。

その日、「 国際多肉植物協会  」さんの定例会がこちらでおこなわれていたので、ほんの軽い気持で見学がてらプラッと行ってみたわけです。
あわよくば、レアな多肉がたくさん見られたりGETできてしまうのではないかという下心がいっぱいでした。














しかし、会場に一歩足を踏み入れると、あっというまにディープな?多肉ワールドに引き込まれてしまいました。会場内を飛び交う多肉たちの名前らしき品種名がまったくさっぱりわかりません。軽いカルチャーショックです。ほんの軽い気持で来てみたのに・・・

メインのイベントは終了していたので、非会員でも特別に無料で参加させていただけました。ちょっとクラクラしながら用意されていたイスに座ると、この日の品評会の優秀作品たちの発表がはじまりました。
この日、唯一見覚えのあったリトープス。

ブルゲリとおなじコノフィツム( 女仙 )科です。
この程度の知識、なんの自慢にもならないレベルの高さでした。









ここからは、さっぱり・すっぱり名前を忘れました。

なにしろ生まれてはじめて出会う多肉ばかり。
おそらくマニアックな園芸店に行ったって出会えません。











なのでただ、
「非常にめずらしい多肉です」としか、
コメントがつけられません。











若くきれいなお母さんが寝てしまった子どもたちの枕になりながら目の前に座ってらしたのですが、とある優秀作品が発表されると突然立ち上がって受賞した多肉の説明をはじめられました。多肉栽培者のハバの広さに、さらにカルチャーショックでした。

発表後、優秀作品たちがずらっとならべられたので、

「写真とってもいいですか?」

ときくと、快く

「ドーゾ・ドーゾ、照明だいじょうぶかなぁ? 暗くない? 窓辺に持ってってもいいよ」
と細やかな心づかい。

さすがタニキスト!!
ご親切にありがとうございました。

なんでもこのコは日本でほんの数株しか、またはたったひとつしか存在しないだろうという、恐ろしくレアな多肉だそうです。













この日展示されていた多肉たちの多くは、アフリカや南米メキシコから来日したそうです。
メキシコでは原住民しかその生育場所をしらなかった多肉を苦労して見つけたそうです。
あんまり見つからない時は、ヘリコプターを飛ばしてやっと見つけたなんて、スケールのデカイお話も。
ちょっぴりチランジアに似てました。
多肉でもスミレみたいな花が咲くんですねぇ。

最後には多肉のオークションも開かれ、その安さに何度目かのびっくり。

葉差し用の多肉をいくつかGETできました。









こちらの協会を知ったきっかけは、神代植物園でおこなわれている多肉の展示即売会でした。ヨダレがでるほどかわいくてめずらしい多肉たちが勢揃いしているので、毎回楽しみにしているイベントです。次回は4月末におこなわれるそうですよ。