先日、循環システムの水耕栽培で育てていたエアルーム・トマトを撤収しました。
室内栽培だと大きく育てられる高さには、どうしても限界があるので、トマトなど2〜3m以上に育つものは、ある程度を収穫できたらすっぱりとイサギヨク刈り取ってしまっています。
でも撤収してしまう前には、必ず挿し木をとっておきます。こうすれば大きくなるトマトでもコンスタントにほどよいサイズのトマトが維持できますし、なにより管理がラクです。
すでに花や実がついている「マザープラント(=親株)」からとった挿し木は、実生とくらべて同じ程度の大きさでも、早めに花芽がつく気がします。
熟していない小さなグリーンゼブラ・トマトは、ちょっと固すぎて、まだ食べられないのですが、もったいないのでピクルスにしました。
ピクルスはワインビネガーでつくるのが正式ですが、おととし穫れた柿からつくった柿酢とテン菜の砂糖でつけ込んでみました。
秋の作物からつくった柿酢は、カリウムが豊富で身体を温めるので、今みたいな変なお天気が続く時は、体調を整えてくれます。
ちなみにゼブラピクルスの味は,生で食べるよりはるかにウマいです。
でも同じ食材からできたお酢で漬け込むのが、なにかとよいらしいので、グリーンゼブラのピクルスはトマト酢で漬け込んでみたほうが、オイシイのかもしれません。
お酢の効能は,お料理やヒトサマの健康によいばかりではありません。
もちろん植物にも、とってもいいようです。
例えば柿の木には、いろんな害虫がつきやすいので薬剤をかけるのは仕方ないんですが、おなじ柿から作った柿酢をあげると、病気や害虫がつきにくくなるようです。
なので水稲作で農薬をなるべく減らしたいのならば、もちろん「米酢」がいいんだそうです。いま成育中の「イセヒカリ」で試してみます!!