以前に紹介した「フルーツ・ハンター果物をめぐる冒険とビジネス」という本に、ちょっと気になる果物のハナシがありました。その果物は「GRAPPLE〜グラップル〜」。米国で売られている「ブドウ味のリンゴ」だそうです。
キャッチフレーズは、「Crunches like an Apple. Taste like a Grape. 歯ごたえはリンゴ,味はブドウ」ってところでしょうか?
ワシントンの「C&O Nursery」がつくるこの「グラップル」は、GMO(遺伝子組換え)の新品種のリンゴでは決してないし身体にもヘルシーだそうです。
気になるそのお味は「脳みそが処理できない感覚だ!」とか「人工甘味料を大量に口に詰め込まれた感じ」などなど賛否両論だそうですが、ネライどおりに子どもたちにはオオウケ。
「グラップルが木に実ってるところが見たいよ〜」と子どもにせがまれて困ってる親御さんたちがいっぱいいるんだそうです。
「グラップル」の製造方法は、もちろんトップシークレット&特許の嵐。ですが「フルーツ・ハンター」の作者は、著書のなかで「グラップル」の生みの親へのインタビューから、バックリとした製造方法をリークしてます。
興味のあるヒトは、ぜし本を読んでみてほしいトコロですが、「グラップル」のヒミツを知ってしまったあとは「農薬はホントに悪なんだろうか? そもそも農薬の定義ってナンなんだろう?」と考え込んでしまいました・・・