ちかごろの室内水田の「イセヒカリ」たちの様子です。
背丈はおおきいもので60cmに、というところです。
手前のイチゴは、水耕栽培で循環システムの「あかねっ娘」です。ツボミがついてきましたが、もうおいしいイチゴはならないと思います。今年の秋から、ガンバってもらおうと思ってます。
ペットボトル栽培ココ培地のイセヒカリです。
扇子みたいにパラパラッと分ゲツしてきました。
ペットボトルのなかのココを見ると、
にょろにょろと根っこが伸びているのが見えました。
グワッと育っているものは、やっぱり根っこがたくさん張ってました。
ロックウール培地のエアレーションシステムの
イセヒカリも元気です。
最近やっと鉢底から根っこがでてきました。
根っこの生長と、草丈の生長度合いはみごとに比例してます。
ロックウール培地よりココ培地のほうが、やっぱり根っこの張りはダントツによいみたいです。ただ、イセヒカリの花穂(=かすい)がつくられる「出穂期(=しゅっすいき)」は、根っこの酸素量がたっくさん必要だそうなので、エアーをおくっていないココ培地とエアレーションしてるロックウール培地と、どちらがたくさん実るのかは、まだわかりません。
田んぼでは、農業用の過酸化水素をつかった酸素発生剤をこの時期につかう方もいるそうです。水温が高くなればなるほど、EC値が高くなればなるほど、溶存酸素量がへるからです。
でもそこは、あんまり気をもまずに、ひとまず根っこの色をみて白かったら満足しようと思ってます。
ところで、
フタをしてないロックウール培地のエアレーションのイネ達ですが、
このコたちだけ生長がおそいです。たぶん根っこが張ってません。元気に伸びはじめたコもでてきましたが、今にも枯れてしまいそうなコもいます。
ちょっと弱ってる時に、根っこが傷んだんだと思います。どんな植物でも、こんなふうに一度根っこにダメージが起きると、ふたたび生長しはじめるまでには、日にちや手間がかかることになります。
ベストな環境にしてあげてるつもりでも、思うように育ってくれないと「なんでなんだろう?」って、悩みますよね。ウソ発見器で知られるポリグラフがあれば植物と会話できるみたいなんですけど、そんなものないし、ゆっくりと植物の反応をみて、なにがしてほしいのかを教えてもらっていこうと思います。